勝手に応援されてしまう人のズルい技術!


あなたの周囲には、その人が側にくるだけで『心地よい空気に包まれてしまった感』を覚える人がいますか?

 

その人は心地よい空気を醸し出しているので、それに見合った良く人達に囲まれています。

またその人が挑戦したいことを後押ししてもらえていることでしょう

 

あなたも正直なところ『ズルい!』と嫉妬したことがあるかもしれません。

一方で『私もああいった人になりたいな~』と思ったこともあるでしょう。

 

 

では、その心地よい空気はどうやって醸し出しているのでしょうか?

そのカラクリは何なのでしょうか?

 

その人は嬉しい、楽しい、気持ちいいという感情を普段から大切にしています。

もっとも、頭の中で、そういった感情を常に身体にまとっているという自己イメージに臨場感を覚えています。

そして、この臨場感を他人に共有させているのですね。

 

要するに、頭の中にある自己イメージを他人の頭の中にも植え付けています。

 

 

では、どうやってその感覚を共有させているのか?

というか技術的にそんなこと出来るのと訝しく思うかもしれませんが、案外私たちは普段から行っています。

 

例えば、あなたがパートナーに愛おしいい気持ちを抱くと、パートナーも愛おしい気持ちを抱いてくれるようになります。

愛おしい気持ちは、あなたの心と、パートナーの心という二つの心の中よりも一段高い次元空間で共有されます。

※LUBといいます

 

 

あなたとパートナーは物理的に同じ場所にいるというよりは、付き合うという情報的な関係を通じて場を共有しています。

この場こそが二人の心よりも一段高く、お互いの心を共有した情報的な空間です。

 

この情報的な空間を共有するからこそ、感情やそれ以外の情報が伝わってしまうのです。

???

 

と思ったならば、このように考えてください。

今、パートナーとあなたはお互いに見つめ合って物理的な空間を共有しています。

 

物理的な空間は情報的な空間の現れなので、物理的な空間で、お互いが見つめ合っているシーンは情報的な空間も共有していることになります。

 

この物理的に共有している空間であなたがコーヒカップを動かすと、パートナーの目にもコーヒーカップが動く姿が焼き付きますよね。

これが空間の共有です。

 

 

一方で、情報的な空間を共有すると感情、概念も物理的な空間でコーヒーカップをあなたが操作したのと同じように、動かしたり、書き換えたり、伝播させたりすることができるのです。

ゆえに、あなたがパートナーに愛おしい感情を覚えると、相手にもその感情が伝わります。

※冷めた関係では、情報的な空間の共有が低いので感情も伝わりにくいでしょう。

 

以上が空間の共有についての説明でした。

 

 

さて、冒頭で説明した、側にいるだけで周囲の人を心地よくさせる人は、もうワンランク高い次元で空間を共有しています。

 

もっとも共有というよりはコントロールです。

 

単なる共有が横並びのフラットな関係に対して、コントロールはオーケストラの指揮者やDJのように一段高いところから空間を包み込んでプロデュースして、それをコントロールしています。

 

 

指揮者は演奏空間を創り出して、このパートではトランペットを吹かせて、ピアノは止まる。

次の小節ではピアノが加わるみたいに演奏空間を自由自在に操っています。

 

もっとも驚くべきは、トランペットやピアノも指揮者のオーダーに従っているということです.

『ここは俺の超絶技巧で聴かせる』勝手に弾くことはありません。

指揮者がタクトを振るのと同時に楽器がピタッと鳴り止んだり、または弾き始めたりと指揮者に同調しています。

 

 

DJもダンスフロアで踊っている人の動きを操っています。

踊りに来る人は自分からに踊りにやってきています。

そうすると場を創り出すDJと情報的な空間で共有度合いが高まります。

 

そしてダンスフロアをコントロールするDJが選曲を変えれば踊っている人の身体の動き、感情も書き換わります。

 

心地よい空間を創り出す人も同じです。

 

あなたがその人と物理的な空間のみならず、同じ目的について語ったり、共通の話題を話したりといった具合に、情報的な空間を一段高いところから包み込みます。

 

さらには空間をコントロールすることによって、感情やその他の情報を無意識レベルであなたに伝えていたのです

 

無意識レベルで情報を伝達するからこそ、否定されることなくスムーズに伝わります。

だから、その人が何かをしようとすると勝手に応援されてしまうのです。

 

 

 

 


2019-04-28 | Posted in 女子専用No Comments » 

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