ゴールを達成した世界は既に存在する  時間は未来→現在→過去にも流れていません論


ゴールは既に叶っている

ゴール設定をしたらゴールが叶った自分自身の在り方を感じなさいと前に書きました。

 

その件について、今回はもう少し掘り下げて考えてみます。

 

ゴールを設定して、その世界にいる自分をリアルに感じられれば、ある意味ゴールの世界に到達しています。

 

 

その世界は、この物理的現実世界においては未来の存在(それが叶った世界はすでに在る。だけどまだアクセスできない)ですが、心の中(情報空間)では既に存在しています。

 

心の世界でゴール達成世界が存在しているということは、その世界は既に存在するということです。

脳はイメージでも、目の前に広がる物理的現実世界でも臨場感が強い方を正と認識します。イメージの世界の臨場感が強ければ、それを正と認識するので、達成しています。

 

といっても詭弁のように聞こえると思うので続きを書きます。

ゴールが叶った世界を、強くイメージすると、やがて物理世界に表れます。

 

ただし、コツがあってしっかりと臨場感を感じること。

 

ゴールを達成した世界を、コンフォートゾーンとして今感じるということ。

 

このカラクリは、物理的現実世界では時間は離散的に存在しています。連続的に繋がっているように思われていますが、実は一瞬にして生まれて、一瞬にして滅しています。

 

なぜ連続的に見えるのか。

 

例えば、自分は布団に寝ていて、パジャマを着ていると考えてみてください。自分とこの二つとの間には布団は自分が寝るもの、一方で布団から見れば横たわれるものとしての関係があります。パジャマは着る物、パジャマからの視点は人間に着られるものです。

 

時間が滅して、次に生じてもこの関係性は維持されています。

 

ただ余りにも短すぎる感覚なので時間の分断を人間の脳では探知できないのです。

 

仮に私が死んでしまうと、滅したが最後、次の世界にワープ出来なくなります。

ただし、誰かの心の世界(情報空間)では、どこかに存在しています。

 

 

パラレルワールド

つまりゴール世界とそうでない世界が同時並行に存在しています。

物理宇宙では、未来すぎて今の私たちには見えません。

ただし、心の世界(情報空間)では、存在を確認できます。

心の中と物理宇宙は連続的に繋がっています。心の中が本当で、物理宇宙は写像です。タイムラグが生じて、物理に落ちてきます。

キーワードは臨場感。心の世界での臨場感が強ければ、強いほど物理に落ちてくる確率が高まります。情報から物理へという考え方です。

この感覚はクリエイター系の方なら分かると思います。音楽も頭(心)の中でもインスピレーションが湧き、譜面にして、楽器でかなでますよね。あの感覚です。

 

また別の抽象度で説明すると、臨場感が強ければパラレルに存在する可能性未来(物理宇宙)から、ゴールの世界が選ばれる確率が高くなることでもあります。

※この考えは、量子力学のコペンハーゲン解釈に近いです。興味がある方は是非勉強してみてください。

 

さらにまた別の抽象度で説明すると、I×V=R

想像×臨場感=現実です。

 

さて、ドライビングゲームを連想してください。未来の光景が自分に向って流れてきますよね。

そして今この瞬間に臨場感を感じているのです。今の感覚に対しても世界が一瞬で滅しては、次に生まれているなかで、同じ状況がコピーされているので臨場感が続いているように感じるのです。

あの感覚こそ未来→現在→過去という時間の流れです。

自分の意思でハンドルを操作して、次の一瞬一瞬に展開される光景(情報)を選び取っています。

この光景(情報)は、今皆さんが臨場感を感じている物理的現実世界においても意思によって操作可能であるということです。

 

自分の意思で複数に存在するパラレルの世界から、自分が臨む未来、言い換えればゴールの世界を選び取る、操作するということです。

繰り返しますが、まずはイメージの世界でゴールが叶った世界の自分に臨場感を感じます。そして、ゴール達成世界の臨場感が強いほど、それと同じ状況の物理的現実世界を選択するようになります。

 

例えば、布団から起き上がって、外出することを便宜上ゴールと仮定してみましょう。

 

自分の意思で布団から起きて、パジャマから出かける際の服に着替える姿をイメージします。そちらにリアルを感じれば、実際に布団をたたみパジャマから外出服に着替え始めます。

 

脳はイメージの世界でも、目の前に広がる現実世界でもより臨場感を感じる方が正しいと認識して、整合性を合わせようとします。

 

心の世界(情報空間)が先行して、次に実際に物理世界に整合性を合わせようとします。

 

まずは心の世界で、布団とパジャマとの関係性を解消して、新しく立ち上がった地面との自分と外出服との関係性に切り替え、次に物理的現実世界もそれに合わせようとするのです。

 

物理的現実世界では、生れては消える一瞬の時間において自分と布団とパジャマとの関係性が切り替わっており、外出へ向けての世界と繋がったということでもあります。

やがて、最終的には布団から起き上がりたたみ込み、よそ行きの服を着て外出した世界へと繋がってしまった世界が選ばれます。

 

皆さんのゴールも同じです。繰り返しますが、先にイメージとして、既にかなった自分をリアルに感じます。やがて、ゴール世界が目の前の物理的現実として選ばれて目の前に繰り広げられるのです。

 

余談ですが、これも脳内で五感を通して認識している情報です。布団の例でいえば、布団の色合いや、寝心地、肌触りを、それぞれの器官からバラバラに記憶として取り込み、脳内で再統合させて再生させています。

 

 

未来→現在→過去は同時に存在する

話を元に戻しますが、時間は未来→現在→過去に流れていますが、本当は同時に存在しています。

試しに、夜に星を見上げてください。あれは何万光年も前に、星が爆発して、その時の閃光が今この瞬間に、星の輝きとして認識されています。

一方で未来は見えていないだけでどこかに存在しています。私の力が及ばないだけで見えてないだけです。

超脳力のある人には見えているかもしれませんね。

人によっては直感やインスピレーションとして、未来からのメッセージが何となく降りてくる感覚はあります。

一瞬未来が見えるという方もいます。

おそらく未来の私たちが今の私たちにヒントを与えようとしているのではないかと考えます。

 

別の例では、例えば今島根から東京に行こうとします。東京に行こうとしたから東京があるわけではなく、東京は同時に存在しています。

 

ずっと前から江戸として東京はあります。私が現場に赴いたから見えるのではありません。見えないだけで、今この瞬間に島根にいても、江戸という過去の東京はずっと前から存在しています。

 

1時間30分後に到着するハズの東京も存在します。羽田空港の何番ターミナルに着くのか、それとも強風で出雲空港に引き返すのか、分かりませんが未来はどこかに存在します。東京もしかりです。

 

どれと繋がるのかは、しつこいようですが臨場感次第です。臨場感の強い世界と関係性が繋がり目の前に広がります。

 

これぞまさに無限の可能性ではないでしょうか。

 

コーチングでもあなたには無限の可能性があると言いますが、こういった意味でもあります。

 

好きな未来から選びたい放題です。凄くないですか。

 

なので今は将来に対して希望を全く持てない人も、希望が叶ってしまった世界が存在するということを理解してください。

それを手繰り寄せれば良いのです。

 

この記事を読んだ方は、既にゴール世界と繋がっています。その過程でこの知識を得ているのですから。

 

希望が無いと苦しんでいる方もご安心ください。未来のあなたが、希望を持っていい、そのヒントとしてこの記事が書いてある世界と繋がらせたのです。

 

未来のあなたの存在は無意識の底に隠れています。私はそれが神だと思います。

その神はいつだって私たちの味方です。

 

まとめ

・希望を持っていい

・根拠はこの記事を見せるように仕向けた、未来のあなた

 

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2016-05-07 | Posted in ゴール設定1 Comment » 

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コメント1件

 上田 康幸 | 2016.05.30 23:59

斎藤様
いつもブログを楽しく拝見しております。
苫米地式コーチングの中で一点お聞きしたく、メール致します。よろしくお願い致します。
ゴールの臨場感を高め、そこがコンフォトゾーンになると、ゴールの達成方法が見えてくる、と言われてますが、私は5年以上見えてきません。
ゴールは「世界中で超売れっ子のイラストレーター」で、作りたい作品もあり、やる気はみなぎっておりますが、「売れる」という部分でどんな作品をどういう形で?等、がわからない状況です。こういう場合はまだ「臨場感」が足りない、コンフォトゾーンになっていない、という理解でよろしいのでしょうか?
以上、恐縮ですがよろしくお願い致します。

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