認知的不協和を超えた先に クライアントからの報告


先日ご紹介させて頂きたチョコレート職人のAさんが認知的不協和から脱したみたいです。
※今回も守秘義務のために詳しくは書けません。ご了承ください。

 

彼女が認知的不協和で苦しんでいた時に、ちょっとチョコレートのことを忘れてお休みしたらとアドバイスしました。

 

返ってきた返事は「止めたくありません、私はコンクールで優勝したいのです。一日たりとも無駄にしたくないのです」でした。

 

 

 

 

「私が優勝して有名になれば、松江にも多くの人が来てくれる。私の店の売り上げが増えれば、その分税収も増える」。

 

「結果、皆がHappyになる」という抽象度の高い返答が帰ってきました。

 

さすがAさん。エフィカシー高いね!!!

 

 

 

 

 

僕がコーチ補の頃から、ひょんな巡り合わせからコーチングを受けてくれているAさん。

最初のどこか根本の自信に欠けた姿の面影は全くありません。コンフォートゾーンが完全にゴール側に移行しました。

 

 

 

知り合った頃は、コーチングという言葉すら知らなかったAさん。
しかし、セッションを進めていくうちに、アファメーションの書き方はこれで良いですか、セルフトークのコントロール方法はこれで合っていますかと積極的に質問をしてくれるようになりました。

 

 

 

今では「チョコレートとコーヒーのLUBは植物で、かつ両方とも焙煎をするから、味がマリアージュするんですよ」とコーチング理論に例えて、ご自身の専門分野を語ってくれます。探究熱心なゆえに、しっかりとコーチング理論を学ばれております。この理論を後輩の育成にも取り入れておられるそうです。

 

 

 

 

余談ですが、コーチングを受けてくれたクライアントのマインド(脳と心)が書き換わり、今度は自身がコーチとして(認定を取るか取らないかに関わらず)活躍される事例は多々あります。

 

 

 

さて、そのAさんに昨日お会いしました。

 

 

 

チョコレート職人としての技術を高めるために、大阪で開かれた合宿に参加したようです。そこで、全国から集まったレベルの高い仲間から良い刺激を受けて、とても嬉しそうでした。とくに嬉しい、楽しいという情動が非言語でバンバン伝わってきました。

 

 

 

それまで、Aさんは島根県松江市で「本当は高みに行きたいけど、まあ、自分レベルはこんなものか」とどこか不完全燃焼間を抱いていたようです。

 

 

 

「コーチングを受けていなかったら、松江というせまい世界から飛び出して、全国の仲間が集うこのような合宿に参加しようと思わなかった」。

「おそらく現状に不満を感じつつも、お山の大将として、のほほんと松江でお店を経営していたと思う」。

「そして後になって、あの時やっぱり夢に挑戦しておけばと後悔していたと思う」。

「全国は広いですね。素晴らしいチョコレート職人が沢山いて、ものすごく良い刺激を与えてくれます。世界はもっと広いんだろうな。そこにも挑戦してみたい」。

「斎藤さんと知り合えて私はラッキーですね」

 

と、涙が出るくらい嬉しいお言葉を頂きました。コーチというよりは、斎藤貴志一個人として嬉しい瞬間でした。

 

 

 

なにがAさんを飛躍させたのか。それはWant toです。Want toが世界を変えるのです。

世界をあっと言わせてやりましょう!!!

 

 

 

Aさんのことが世界に向けて発信される日が楽しみです。
世界をあっと言わせてやりましょう!!!

 

 


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