驚愕の経営方法!まさかこんな売り方があったのか  ケンズカフェ東京


前回の続き
前回、田島マスターコーチから「ケンズカフェ東京」(以下ケンズカフェ)の特撰ガトーショコラが届いた話を書いた。

本題はその後だ。ケンズカフェの氏家氏の著書を紹介された。※著書に関しては下を参照ください

 

なぜ都心の小さなイタリアンの店が、ガトーショコラNo.1の座に君臨しているのか。

これを参考にして圧倒的価値をつくるとは何かを学べということだ。

Message from J-Wave
田島マスターコーチは、苫米地式認定コーチという市場をつくった方だ。

また、実業家塾も運営されている。つまり、世の中に価値をつくって提供するプロなのである。

そのような方より、推薦図書を教えてもらうのだからその意味は果てしなく重い。

※Tajiima+というJ-Waveのようなブログを書かれている

秘書の方曰く、「散歩ついでに、ケンズカフェに立ち寄りました」とのこと。

しかし、本当の目的は、このお店の経営方法から何かを学びなさい。その前振りでわざわざお店まで立ち寄ってもらったのではないかと推測する。J-Wave流の方便である。

さて、そんな紹介してもらった本の中身を要約してみよう。

ケンズカフェのガトーショコラはもともとイタリアンのお店であった同店の食後のデザートに過ぎなかった。

氏家氏いわく、今でこそ日本におけるガトーショコラのレベルは上がった。しかし昔は本場のフランスとは違って、似ても似つかぬチョコレート味のパウンドケーキがガトーショコラと認識されていた。

(事実、私もガトーショコラってそんなものかと思っていた。島根県で売っているガトーショコラの大半は、チョコレート味のパウンドケーキのような気がする…)。

これに対して、ケンズカフェのガトーショコラは評判で『お持ち帰りしたい』というお客が増えて、仕方なしに対応することとなった。

そのうち心境が変わり、もしかしたココで本物を提供すれば当たるだろうと読んだとのこと。イタリアンのお店からガトーショコラ一本で勝負することに方針が変わった。

当初の値段は500 gで、一本1300円。材料の違いはあるが今と比べると4分の1であった。何度かの値上げを経て、250gで3000円までに達した。

当然値上げをすれば、既存顧客の反発を受ける。それでも値上げに走った理由が以下に書かれている。

原価率から値段を決めるのは売り手側の都合しか考えていない証拠。大切なのはお客様の満足度。極論すると、1円のものを1万円で売って喜んでもらえるなら、お互いにとってそれに越したことはありません。本書47p

 

一流を惹きつけるその中身
250gで1本3,000円は、常識的にみて高いだろうと氏家氏も認めている。

それゆえ、世界一のガトーショコラたるべく、材料も技術も第一級の素材を使用している。カカオも、バターも最高級のものだ。でないと食通も納得しない。

ガトーショコラの味と品質を決めるのは、なんといっても主原料のチョコレートです。チョコレートに関しては、奇をてらわずに一番品質の高いベネズエラ産のカカオを使用した最高級のものを使用しています。本書p58

 

その他、貼箱や手提げ袋も欧米のブランドを参考にするなど注意を払っている。前回の記事でも書いたが箱がカッコ良かった。宝石が入っていてもいいのでは思うくらいだった。

※裏メニューでさらにスゴイは箱(ベアロ調)があるらしい。

美味しいガトーショコラであればあるほど、パッケージングにもこだわるべきです。食べる前から「これはかなり本格的な佇まいだ。きっと美味しいに違いない」と思わせるパッケージが理想です。本書P71 。

 

ハッキリと明言はされていないが、お客を選んでいると感じられる。

 

圧倒的強さの秘密

また、本書をつうじて一番驚いた事実は、なんとケンズカフェはレシピを公開しているということだ。

お店にとってレシピは秘伝中の秘伝であるという場合が多いと思う。だけど、惜しげもなく公開をしている。※「ぐるナビレシピ」というサイトで検索できるらしい。

公開しても他店が絶対に追いつけない秘訣、それはブランドであると氏家氏は語る。

仮に他店が全く同じ品質で、ガトーショコラを売ってもブランド力ではかなわないために3,000円の価格では売れないと強気を込めて語る。

世のなかには無名でもクオリティの高いものはあります。トップブランドのみが高いクオリティを誇るわけではありませんが、クオリティの低いトップブランドは世の中に存在しません。本書55p。

 

他の追随を許さない。これこそが圧倒的なエフィカシーだ。田島マスターコーチが伝えたかったことは、主にこの点であると分析する。

 

別の要素
また、本当のガトーショコラの存在を世に知ってもらいたいという願いもあるらしい。

冒頭でも述べたが、おそらく世間のガトーショコラに対する認識は、チョコレート味のスポンジ味のパウンドケーキだと思う。

この思い込みを修正したいという氏家氏の信念がある。

 

IT化の効果
他には、飲食店経営者がIT化をいかに有効に使うべきかを話されている。ケンズカフェ東京の売り上げの7割はネット通販だ。

ネット通販にいち早く参入し成功を収めている。

※出雲弁でいう所の「早いがごっぉ」、マーケティングでは、新規参入者の方が有利であるということを如実に物語っている。

 

話が多少それるが、私見では、ショコラティエ、パテシエ、その他の飲食に関わる方々は技術屋さんであり、良いものであれば必然と売れるだろうと考えてなかろうか。

確かに、それは間違いないだろう。近隣であれば口コミで広がる。また、圧倒的に良いものであれば、お客さんが探してくる。

 

しかし、ネット通販における情報発信は商圏を広げる際に有効であろう。

 

商圏がお店の近所だけではもったいない。

 

例えば、IT化のおかげで、この島根県から出さえも世界へ情報発信が出来る時代だ。

物流も発達して実際に物が運べる。つまり商圏が拡大している。私個人的には、これを使わない手はないと思う。

 

基本、圧倒的に良いもので、かつ認知が広がれば全国でも認められる。口コミも、ネットで伝わる。Amazonのカスタマーレビューを見ればわかるだろう。

ちょっと難しい説明をすると商圏が物理空間から情報空間へ広がったということだ。コンフォートゾーンが拡大するとも説明できる。

 

その背後には、圧倒的なエフィカシー(自分の能力の自己評価)が必要であることは言うまでもない。

 

例えば、松江市で一番とか島根県で一番とかのレベルではなくて、最初から最低で日本一、普通に世界を目指して思考を張り巡らせれば、勝手にそれなりの方法が見つかる。

 

また、それに相応しいセルフイメージが構築されて、そうでなきゃ困るように現実は辻褄が合うように構築されていくのである。

 

何はともあれ、圧倒的エフィカシーのリバティーコーチングから紹介された、圧倒的エフィカシーのケンズカフェの話はまだまだ続く。

奥が深い

1つ3000円のガトーショコラが飛ぶように売れるワケ 4倍値上げしても売れる仕組みの作り方 (SB新書)
http://goo.gl/6dEKgH

ケンズカフェ東京
http://www.kenscafe.jp/

※実業家塾 音空間プロジェクト
http://oto-kukan.jp/

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