情報発信と抽象度


今回は情報発信について書きます。

 

私はコーチングのセッションや講座を実施していますが、情報発信は地元の松江市向けにはほとんど行っていません。

 

でも手前味噌ですが、ありがたいことにセミナーの依頼等はきますし、講座も人が来てくれます。

 

この理由を明かしたいと思います。

 

それは基本、全国に向けて情報を発信しているからです。

 

さて、ここで抽象度という概念を用いてみましょう。

 

松江市→島根県→全国→世界の順で抽象的になり、具体的な情報は減っています。

 

しかし、世界は島根県を包摂します。島根県は松江市を包摂します。このように潜在的な情報量は増えています。

 

この抽象度を高めた所から、低い所に落とせばとてつもないエネルギーが生じます。

 

原子爆弾も核という抽象度から、陽子、中性子という抽象度に落とすゆえに爆発的なエネルギーが生じます。

 

また東京は各地方の人々が集まる場所なので、日本の東京以外の46道府県のLUBと捉えることも可能です。

※LUBについての説明は割愛します。

 

人体のツボが、例えば、そこを押せば肺や肝臓に影響を与えるのと同じ原理です。

 

なので、最初から全国(東京メイン)に情報発信を行なっていれば、自動的に島根県にも落ちて来ます。

※もちろん、それ以外の道府県にも影響を与えます。その証拠に全国から申し込みがあります。

 

最近は一つ抽象度を上げて、世界向けに英語で情報発信を行なっています。

さて、もうお分かりかと思いますが、この法則に従えば、地元の松江市でも講座を受けたいという方が出てくるのもなんらおかしいことではありません。

 

というよりも、この松江市の講座を受けてくれた方が宣伝してくれています。

 

実のところ、松江市のセルフコーチングセミナーの情報発信源は受講生です。

※さらに突き詰めると私の思考です。思考こそが情報発信です。

 

抽象度の高い全国というポイントに投げ込めば、地方都市である島根県松江市の方々の心にも影響を与えてしまうのです。

 

またマーケティングの概念で、セグメンテーションというターゲットとなる層を細分化していく手法があります。これは多少抽象度の高い概念です。一方で、超具体的に人物を想定をするというペルソナ設定は抽象度の低い概念です。

※セグメンテーションとは、マーケティング環境分析の結果を踏まえて、不特定多数の人々を同じニーズや性質を持つ固まり(セグメント)に分けること。市場細分化。これにより、他社に対する優位性を築くことを目指す。

GLOBAL MANAGEMENT SCHOOLより引用  http://gms.globis.co.jp/dic/00076.php

 

セグメンテーションはペルソナ設定を包摂しますが、逆はありません。

 

市場を上手くセグメントして、ペルソナを設定する。この循環を上手く使うと効果があります。

 

しかし、抽象度は高ければ良いというものではありません。

 

大切なのは、上げ下げ。

 

抽象度の高い情報発信がこのブログ記事を含む情報発信である一方、低い情報発信は物理的現場で実施するセミナーです。

 

この上げ下げを循環させます。

 

この循環した輪が大きくなれば、より大きな影響を与えられます。

 

まるで、気功の大周天のようです。

 

この大周天を実施していくことが抽象度を上げてく秘訣です。

 

最後になりますが、このブログをお読みのあなたも抽象度という概念を自在に操り、それぞれの分野で、様々なツボ(LUB)を押してみてください。