ブログ記事に全然別の記事を書こうと思いましたが、なぜか川嶋あいさんのことが頭に浮んだので書きます。
川嶋あいさんはシンガーソングライターで、卒業式のシーズンに流れる『旅立ちの日に』は名曲であり、皆様も一度は耳にしたことがあるでしょう。
インディーズで路上ライブをスタート。
その後路上ライブ1000回を達成して、今でも音楽シーンにおいて活躍されています。
彼女がかつて日本放送で『勇気の言葉』と題する番組を取り扱っていたことを思いだします。私はポッドキャストで聞いていました。
川島さんが気になる言葉を書いて、それに対する自身の心情を吐露していく内容だったと記憶しています。
この時の彼女の言葉は良く覚えていないけど、毎日勇気をもらっていたのを覚えています。
なぜかこの方が発言すると言葉に力があり、情報が乗っているという類のものでした。
それは彼女が地道に路上ライブなどをこなしていく過程で味わった様々な感情や記憶が乗っかっていたからでしょう。
専門的には、彼女のゲシュタルトに統合されていき、その過程で高い影響力を持つようになったのでしょう。
西洋では初めに言葉ありき、そして日本では言霊と例えられるように言葉には不思議な力があります。
コーチング理論的に考えると、言葉そのものが情報であり、言葉(言語)により情報を書き換えていく。
今私たちが見ている物理的現実世界は情報空間の一部であり最下層。
物理的現実世界よりも抽象度の高い情報空間に対して言葉(言語)を介していろいろと働きかけるから世界は変わってくる。
例えば、温かい言葉を掛けられたら元気になった。反対に、不快な言葉を掛けられたら落ち込んだ。
これも言葉を通じて、人のマインド(脳と心)が認識する世界に対して影響を与えた(書き換えた)のだと考えられます。
要するに、マインドも情報、そして言葉も情報であれば書き換えや上書きが可能ということ。
そう考えれば同じく、気功も念、祈りにも効果があることが理解できます。
私も川嶋あいさんの言葉によりいろいろと前向きな方向に書き換えられてきました。
そう考えると言葉の持つ本当の意味や世界の奥深さが垣間見えてきます。
また彼女は1000回も路上ライブを行なったのですが、それはやはり歌うことが好きだから続けて行くことができたのだと思います。
きっとまだ路上の立つ前の全くの無名の頃よりそれ相応のゴールがあったのでしょう。でないと、1000回も路上ライブができるようなエネルギーは湧いてきません。
そして、もう一つは亡きお母さんとの約束だったのでしょう。人間はともすると自分のことよりも大切な人のためなら頑張れてしまう生き物。
いや全く知らない人のためでも、意の危険を顧みずに、命を投げ出すこともあります。
見知らぬ人が線路で立ち往生してそれを助けようとした なんて話を良く聞きます。
自動的にそのように動くプログラムが仕組まれているのでしょうね。
以上のようなことを考えていくと、この世界では自分が思っている以上に人は、他の人にそして世界に対して影響を与えているのだなと感じます。
なぜならば人こそ情報そのもの。
事実、今こうして川嶋あいさんの生き様(という情報)に影響されて、私のマインドが書き換わりブログ記事として発信されています。
実際に、お見かけしたこともお会いしたこともないですが、私は彼女に対して親近感を抱いています。
これが影響力であり、その背後には確固たるゴールが存在する。
取り留めない話になりましたが、影響力の正体が少しずつ分かってきました。
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