アファメーションをやる気が起こりません、続きません・・・。
それでも、やり続けないことにはゴール達成できないと思うので、やり続けなければならないでしょうか?
という質問を頂きます。
まず、なぜアファメーションを行なうのか?
現状の外側のゴールを達成した世界は臨場感が得てして低い。
そこで、ゴールの臨場感を高めるための技術がアファメーションです。
例えば、世界中の人々がwant toで能力をフルに生かして、生産性が高まった世界がゴールだと仮定します。
抽象度が高く素晴らしいゴールです。
だけど、なかなかその世界に臨場感を覚えられない。
しかし、少なくともそのゴールを掲げたら今の自分は完全want toで生きている必要があるとはわかります。
よって自分が完全want toで生きて、高い生産性を誇っているというアファメーションはできるはずです。
また、世界中の人々が完全want toで生きるための世界を構築しているというアファメーションもできるはずです。
さらに、世界が完全want toであれば、うつ病がない世界でもあるはずです。したくないことをするからうつ病になります。
私は心身ともに健康で~というアファメーションもできます。
こんな感じでアファメーションが作成されていきます。
だけど、このアファメーションが続かなかったとしたら。
原因の一つとしてゴールが本当はwant toでない可能性があります。
何となく良さそうだ、影響力のある人がこのようなゴールを掲げているので自分も見習おうと設定したのかもしれません。
とすると、本心では望まないゴール設定ではない可能性が高い。
本当に心から望むゴール設定であれば、トイレに駆け込むように勝手に実行しています。そう言った意味で努力はいりません。
努力してトイレに行ったとは言わないでしょう。
心から望むゴールであれば、達成したくて仕方がないはずです。アファメーションをすることが望ましく、続きませんという悩みは生まれてきません。
朝夕の最低2回ではなくて、それ以上に、もはや覚えてしまってセルフトークになっているでしょう。
セルフトークになるくらいアファメーションをしていれば、ゴール世界のコンフォートゾーンに生きています。
やがて現状とゴール世界の間にギャップが生まれて、認知的不協和を生み出しています。
Have toの仕事を辞め、want toで行き、その世界を構築するための活動に無意識が誘ってくれます。
だけど勝手にやっているはずだけどやっていない・・・。
ということは、繰り返しますが、そのゴールは他人から植え付けられた価値観に基き、本当は望んでいない。
そうだとしたら、そのアファメーションはやらなくて良いでしょう。
よく結果が出るまでアファメーションを『粘り強くやり続けなければならない』という声を聞きますが、『やり続けなければならないこと』はありません。
アファメーションは『したい』からして、それを続けるから効果があるのです。
仮に意志の力で無理やり続けたとすれば暗示になります。本当は望まないことを無理に続けて行っても、暗示はどこかで解けます。
解けなくても、変な感覚を覚えて具現化させます。
このゴールは本当にwant toではなかった。その点に気が付くことも大事で、気がつくこと自体凄い。
影響力の高い人の考えに、無条件に賛同するのではなく、自分でしっかりと吟味してみる必要があります。
賛同するなら、それに関連するゴールを設定すればいいだけの話です。
また最初に決めた壮大なゴールに無理に固執する必要はありません。というか固執してはならないのです。
一度決めたゴールは成し遂げなければならないと、ゴールの更新に罪悪感を覚える人がいますがその必要もありません。
ゴールの見直しも必要です。手放すことか始まる世界もあります。