コーチングを受けるとなぜ悩みを忘れるのか

コーチングを受けるとなぜ悩みを忘れるのか

自我が書き換わるとは

私は苫米地式コーチングを受けてマインドが変わりました。これは断言できます。

 

そう言うと決まって、マインドが変わるってどういうこと?質問を受けます。

ココでは分かりやすいよう、マインドを自我と言い換えて説明します。

 

また、最後には苫米地式コーチングとカウンセリングとの違いも説明します。

 

今回はとても複雑になりそうな話を限界まで噛み砕いてお伝えしたいと思います。

 

自我は数式で記述可能

私たち苫米地式コーチは、自我は数式で記述可能であると考えています。

よって、ものスゴイ簡単な説明をします。数学が得意なコーチがいたら、あとでコッソリ修正を教えてください(笑)。

 

まず、自然数に偶数という部分関数(分ける関数)を入力すると、偶数以外のすべての自然数、奇数が定義されます。

同じように、全宇宙に、自我という部分関数を入力すると、自分と自分以外に分かられます。

 

自我は全宇宙において、自分にてって重要性が高いことから成り立つとも言えます。

 

重要性とゴール設定を説明するために、便宜上y=ax2と言う数式を持ち出します。繰り返しますがあくまでも参考として。

 

yがクライアントにとっての重要性、xが現状の外のゴールだとします。ポイントは現状の外でないと、xになりえないとお考えください。

 

ここでxに代入する数が変わればyの値は変わってきますよね。コーチはこのxを見つけるお手伝いをするのです。

 

重要性はとても大切です。別の見方をすると上から1、2、3、4で重要性の高い事柄が意識に上がります。

 

クライアントは悩んでいる

クライアントは往々にして悩んでいます。まあ、悩んでいるからこそコーチングを受けるわけですが。

 

悩みが重要性で高いことを昔の歌のベスト10風に表すと、第1位は人間関係の悩み、2位は健康の悩み、3位はお金の悩みといった具合です。

 

もちろん悩みは刻一刻と変わっています。空腹時の、第1位は何を食べよう 第2位は食事の値段と言った具合に。

 

何年、何十年も同じ悩みに苦しんでいる人は、この第1位、第2位が不動なわけです。不動の4番バッターみたいに。

 

コーチングを受けると

コーチングを受けることで現状の外側の抽象度の高いゴールxがみつかり、重要性yが変わります。しつこいですが、ポイントは現状の外側です。ここ重要なんで。

 

先ほどのベスト10で言うと、第1位 趣味のゴール達成 第2位お金のゴール達成 第3位家族のゴール達成と言った具合に変わります。こうなってくると、ゴール達成が楽しくて、食事を取ることをついつい忘れがちになってしまいます。

 

また、悩みは随分下に押しやられます。多分9999999999位くらい、まあ、そこに落ちるまでに、ゴール達成をしていくうちに解決されてしまうことがほとんどですが。

 

もうこうなってくると悩みが悩みでなくなります。より正直に言うと、悩んでいた頃の記憶が思い出せなくなります(笑)

 

これがよく言う、コーチングを受けたら悩みがなくなっていた問題の本質です。記憶喪失問題に置き換えてもいいです。

 

そんなことよりも、新しい重要性ばかりが意識に上がります。悩んでいた頃と同じくらいのエネルギーをゴール達成に注いでいます。当然もの凄いエネルギーです。

 

さて、もう一度上の自我という部分関数を思い出してください。y重要性が変われば、必然と自我も変わります。(自我は全宇宙の中からその人にとって重要性の高いことから成り立つ)

 

また、自我が変わるということは、自分以外との関係性においても変わることを意味します。(全宇宙に、自我という部分関数を入力すると、自分と自分以外に分けられる)

 

このようにコーチングは未来から私たちのy重要性を変えていくのです。

 

苫米地式コーチングとカウンセリングの違いについて。

 

一般的なカウンセリングでは過去の記憶をもとに問題を深く掘り下げていくだけなのでx自体は変わりません。xが変わらなければ当然y重要性も変わらないのです。

 

まとめ

苫米地式コーチングは自我を書き換えます。自我は数式で記述可能です。クライアントは自我の問題で悩んでいます。

 

よって、コーチは未来からクライアントの重要性を入れ替えする、つまり自我を書き換えるお手伝いをします。自我が変われば周囲との関係性も変わる、現実が変わるということです。

一般的なカウンセリングでは、重要性自体が変わるどころか、それまでの重要性によりフォーカスする場合がほとんどなのです。