直感
15日の朝にオークリー・ヒロコ氏(以下、オークリー氏)のブログに、『翌日、私と一緒にアマルフィーというお店に行く人募集』の案内を見つけた。
アマルフィーに関しては、氏のブログに度々登場していた。そこに登場する女性モデルの姿がダントツにキラメイていたので気にはなっていた。
『このお店に行けば、現状の外に出るに違いない』と直感を感じた。しかし、アマルフィーはレディースの店、境港のプラン○5で1,980円のシャツを着ている私が良いものなのか正直迷った。
ただ、オークリー氏から99.4%の確率で肯定的な返事をもらえるだろうとは期待していた。
早速、メールにて問い合わせ、『アマルフィーはかなり現状の外側なお店なので行く価値あり!』(原文ママ)という確信を持った返答が届いた。
オークリー氏がこのような返答をするということは間違いないということを意味する。
すぐに『16日 13:00 四ツ谷駅麹町口に集合』との連絡メールが来た。
『元始、女性は太陽であった』
ここでオークリー氏について説明したい。氏は肩書があり過ぎて説明するのは難しい。あえて一言でいうと『太陽』みたいな存在。
実際に、オークリー氏と15分場を共有してもらえば意味が分かるだろう。
美しくなりたい女性は、この方に会ってみれば良い。エステに行くより氏に会った方が効果は高い。また、非モテを卒業したい男性も会ってみると良いだろう。
私が確信を持ってお勧めする。
さて、オークリー氏は、シドニーと東京を月に一回往復している。
私が東京に行く際に、今加西サービスエリア付近と連絡する感覚が、氏の場合は『うーん。今マリアナ諸島上空かな』という感覚である。
陽のあたる場所にて
氏と、氏の友人である(としか)さんと合流。今回の目的は、としかさんの服を買うこととのこと。
としかさんは札幌から来た。シドニー、札幌、松江が繋がった。ちなみに、松江だけオリンピックが開催されていない。
四ツ谷駅から5分くらい歩いて、フランス商工会議所の隣にあるアマルフィーに到着した。
お店の外側は緑で溢れており、ほどよく照りつけられる陽の光が絶妙の風景を演出していた。
『これが東京か!』こんな一言が漏れてしまった。
外から眺める店内は不思議な感覚で、場としてのエネルーギーが感じられた。
そして店内に入る、なんだか結界を超えたような感覚を覚えた。
早速、素晴らしい服を発見したのか二人のテンションはMAXだ。
私は目の前に突如として表れた絵に圧倒された。まるで場を見守るかのように、不思議な油絵が飾られていた。
ヘビに睨まれたカエルとは、この時の私のことを言うに違いない。
この絵については、また機会があれば書きたい。ただ、私が書いても良い物なのか・・・。
さて、今回のモデルになるとしかさんは、気に入った服があり過ぎて、せっかくなので急遽ファッションショーが開催された。
としかさんも服が変わるたびに、違う人のように見える。
クライアントからジャケットを着ただけで『斎藤さん、どうしたんですか』と突っ込まれる、さすがの私でも違いがわかった。
また、その嬉しそうな感情が伝わってくる。
『とくに女性って、着る服が変わると表情が変わるんですね』とコメントを残したら、『それこそ、スコトマ』とオークリー氏に指摘された。
『ただ、ここの服を着るだけでエフィカシーが上がるの。これこそ、コーチングじゃない』と、コーチングに通暁している方だから響く、奥の深い一言を残された。
『本当に似合う服は、ブランド品を追いかけるのではない。その人に似合い、そして、その人の魅力を最大限に引き出す一枚と巡り合う物語である』と教えられた。
せっかくなので、外に出て写真撮影を実施した。カメラマンは私だ。
※帰り際に筆者撮影 『シャッターを押した瞬間に決まった!』と思った1枚 バックミュージックは『Can’t Take My Eyes off You arranged by Chihiro Yamanaka』
四ツ谷の高級住宅街とアマルフィーの服とエフィカイーの高まった としかさん が重なり合う奇跡の瞬間が訪れた。
天気もまるでこの瞬間のために合わせてくれたかのような、『陽気な午後の日差し』を形容してくれそうな絶好のコンディションだった。
その奇跡に惹かれて、前を歩く人の視線がこちらに向けられた。立ち止まって見とれている人もいる。声を掛けてくる人もいる。
『女優はこうしてつくられる』 こう確信した。
このネタを早速、その日の後のセミナーで使った。
※木漏れ日感が半端ない 筆者撮影
服を選ぶ際は、『ゴールの世界に引っ張ってくれる誰か』と同伴すると良い。
ひとりだと、ついつい同じような服を買ってしまいがちになる。
しかし、そこで他人の目を加えることにより、自分では気が付けなかった魅力に気が付く。
これぞまさに『自分攻略 生き方プロデュース』。
こうして、陽のあたる場所での時間が過ぎていった。
ただ、これは序章に過ぎなかった。
その後、『アマルフィー』と芸術の神髄について教えられた。
続く
※オークリー氏撮影
オークリーヒロコ氏 ブログ
http://ameblo.jp/mother-river/
アマルフィー
http://www.amarphie.com/cafe/
アイキャッチは、アマルフィ―店内にて
オークリー氏のブログから拝借
文体はオークリー氏に敬意を表して、氏の好きな某作家風にしてみた