私はとても心配性な性格でした。
セルフコーチングを習得する前の大方の『失敗?』は、心配で不安な未来を考えてしまうがゆえに身動きが取れなくなる、または不安を実現させたくないがゆえに挑戦を諦めてきた結果です。
人間の生得的な性質なのか、親が超心配性でそれが反映されたのか・・・。
なお親の心配性は臨場感空間を共有するために、子どもにもうつる(同調)ものと考えます。
とにもかくにも、何をイメージするにも最悪な未来、または不安な未来ばかりが浮んできました。
そしてここがキモですが、見事に不安を具現化していました。
折角就職した会社も病気になって辞めるハメになるかも?と思えば叶っていました。
お金が貯まらないと思えば、その通りになっていました。
今振り返れば、想像に合わせたセルフトークを実践して、行動も伴っていました。
ゴール設定が最悪な事態が想起した未来、そしてそれを叶えるために無意識が頑張ってくれていました。
『思いは実現する』です。
今振り返ればギャグですが『何で俺の人生はこんなことばかりなんだ!』と憤ったり、落ち込んだりしていました。
しかし、その出来事自体、自分自身が引き寄せていることがスコトーマに隠れて気が付けませんでした。
その後、セルフコーチングを体得してから『望む未来をイメージ』することに勢力を傾けました。
最初の頃は無意識の癖でなかなか良い未来は描けませんでしたが、意識的に是正していきました。
自転車の乗り方と同じで最初はエネルギーを要します。でも、そのうち慣れてきます。人間の脳とは、そういう仕組みのようです。
今では望む未来だけをイメージして、それを今纏うようにしています。
確かに、油断すると望まない未来が頭を過る時もあります。
そんな時はすぐに望む未来に切り返します。
結果、不思議なことに気が付いたら叶っています。
なぜそうなったのか良く覚えていません。
まさに脳は手抜き器官ですね。
RASのフィルターに振り落とされただけで、然るべき行動を実行しています。
なので、気が付いたら『あれっ、この現状はかつてイメージしたことじゃね』という場面に遭遇します。
途中の過程に関しては深く考えていません。リラックスして『まあ何とかなるだろう』と構えていると、本当に何とかなっています。
ある時『あっ』という展開で方法が見つかります。
以上、簡単に纏めると、イメージしたことは現実化するようです。