『お金のメンタルブロック』に違和感を感じた人専用

2015-11-21

『お金のメンタルブロック』という言葉を聞いたことがありますか?
ここでは、あえて言葉と表記してみました。その意味は、読み進めていけば分かります。

例えば、余りお金を持っていない人が、大金を得ようとすると怖く感じる。素直に大金を受け取ることが出来ないというマインドセットのことです。とにかく、お金に対する恐怖心を表す言葉です。

実は、私にもその『お金のメンタルブロック』がありました。お金を受け取ることが怖い、とくに自分の身の程を超えた額を手に入れることが怖いと感じていた時期があります。まあ、今振り返れば、エフィカシーが低かっだけなのですが。

コーチングフィーは、コーチングの正当な対価だと頭では理解していても、体感レベルで納得出来ていませんでした。私のセッションもかつては、その価値に比べて、余りにも低すぎる金額でした。

なので、コーチとのセッションで、『お金のメンタルブロック』について質問したことがあります。

コーチから「自分で勝手にブロックをつくっているんじゃないの」とヒントを頂きました。そうです、単純にコンフォートゾーンをズラせばいいだけの話。

コンフォートゾーンとは、居心地のいい場所や空間です。お金がないことがコンフォートゾーンな人は、大金を得ると居心地悪く感じてしまうのです。

例えば、良く言われることですが、年収300万円の人が、宝くじに当たって1億円をGETしたとします。コンフォートゾーンから思いっきり外れているので。意味なく、高級外車を買ったり、高級クラブをハシゴしたりして1年くらいでスッカラカンにしてしまうことでしょう。

事実、つい最近、何年か前に自伝が爆発的に売れ、映画化もされ2億年を売り上げたという芸人さんが、いろいろとお金を使ってしまって8か月で破産寸前にまで追い込まれたと記事にありました。

さて、セッション中に「わざわざお金のメンタルブロックという言葉をつくって、より深刻にしているだけなんじゃないの」とヒントを頂きました。

ヒントというよりは、その通りなのですが。

とかく私たちは、問題を難しく考えてしまう傾向があります。このお金のメンタルブロック問題のように、シンプルに捉えてみる必要があります。

また、コーチングを受けることで抽象度が上がり、『お金のメンタルブロック』はマーケティング用語で、いつの間にか、その用語に臨場感を感じるように仕掛けられているのではと考えるようになりました。目的は『お金のメンタルブロック』を謳ったマーケッターが儲けるためだとスコトマ(盲点)が外れました。

言葉にした時点で、人はその言葉に縛られるようになります。幽霊と同じで、『お金のメンタルブロック』に臨場感を感じるからこそ、ホメオスタシス(恒常性維持機能)がループをつくってしまいます。『お金のメンタルブロック』は実在しないけど、存在することになってしまうのです。

お金のコンフォートゾーンをズラすにはゴール設定が有効です。

例えば、年収300万円の人が、10倍の年収3,000万円をゴールに設定したとします。それに対してコーチは、10倍の3億円をゴールにしてみたらと返してくるでしょう。

年収300万円の人が、年収3億というのは、当初は宝くじ当選くらいしか方法が思いつかないかもしれません。しかし、ゴールに臨場感を持てば、方法を思いつく、というよりはゴール達成に向かって動き出します。

荒唐無稽なとんでもないことを言っているかのように聞こえるかもしれません。苫米地式のゴールは現状の延長線上では決して成し遂げられないところに設定します。ゴールと現状のギャップが大きければ大きいほど、エネルギーが生まれます。ゴールは絶対に下げなければ、エフィカシーが上がっていくほかありません

クライアントの無意識はゴール達成に向かいだします。お金持ちがどんな生活を送っているのか体験するために、リッツカールトン東京に泊まってみたり、高級料亭で食事をしたりなどのアイデアを思いつき、ゴールの臨場感を高めていくことでしょう。高級外車を一日レンタルするかもしれません。

ゴールに進む過程で、こうなっている自分が相応しいと思うかもしれませんし、別にお金持ちにならなくてイイやと思うかっもしれません。もっと別の皆が喜びそうな抽象度の高いゴールを設定して、結果的に資金が必要ということを知り、結果的に3億稼ぐアイデアを思いつくかもしれません。さらには、抽象度が高い所、エネルギーが高い所にお金が集まるという法則に気が付くのかもしれません。

まあ、こればっかりは、行動が伴いますが。

また、3億円稼ぐことをゴールにすれば、例え外して1割しか叶わなかったとしても3,000万円です。分母が大きければ大きいほど外しても、得る額は大きくなります。大きければ、大きい方が得ということでもあります。

皆さまも、お金が必要であれば、その欲しいだけの金額を手に入れている自分をコンフォートゾーンにしてみてください。

セミナー情報

1.『自己洗脳で人生を変える日記の付け方』
日時 2015年11月28日(土)13:00-15:00
場所 京都(会場はお申込者に個別にご連絡します)
定員 20名
講師 幌村菜生(テトラヒドロン人間関係研究所 所長)、斎藤貴志(苫米地式認定コーチ)
料金 20,000円(税抜)
お申し込みは下記まで
テトラヒドロン人間関係研究所

Tetrahedron Institute of Human Relations

テトラヒドロン人間関係研究所
www.tetrahedron.institute

2.『アファメーション12番目のルール』
日時2015年12月13日(日)12:10 〜15:00
場所 貸し会議室 大阪研修センター 〒532-0024 大阪市淀川区十三本町1-12-15 ドルチェヴィータファースト3階 アクセスマップ http://www.kaigishitsu.ne.jp/accessmap/index.html
定員6名
講師 佐藤星児 三國真弓 斎藤貴志
料金5,500円
参加ご希望の方はお問合せページよりご連絡お願い致します。
お問合せの表題は、『大阪セミナー希望』とご記入ください。
***(限定)下記特典付き***
2週間無制限メールコーチング&15分 スカイプコーチング
※皆さまとフィーリングが合いそうなコーチでお試し頂けます。
※営業の勧誘等はありませんのでお気軽のお申込みください。
また、セミナー終了後お一人様、参加費,1,000+お茶代金で親睦会を行ないます。
最近は、グループコーチングの様相を呈してきた企画です。
ハッキリ言って、この値段で受けれるのはものすごくお得です。
苫米地式コーチングの世界をもっと知りたいという方はぜひこちらにもご参加ください。
お申し込みは下記です。

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