『ものの見方や考え方を操る』認知戦とは?

『ものの見方や考え方を操る』認知戦とは?

こんにちは突然ですが、認知戦という言葉を聞いたことがありますか?

認知戦とは、今世界中で研究されている、新しい形の戦争のこと。

『戦争とか、わたしには関係ない』と思ったら要注意!

そういった人ほど、この認知戦のカモです。

もっとも外国で起こる戦争は、私たちにとって関係なくはありません。

実際に、今現在ウクライナで戦争が起こっており、この戦いに日本も経済制裁に加勢したり、自衛隊の防弾チョッキやヘルメットを送ったりして間接的に参加しています。

ロシアからみれば、日本も敵国、控えめにいって敵性国家の一つです。

さて、先ほど『ターゲットが私たち』と書きましたが、より詳しく説明すれば、『私たちの脳』です。

平たくいえば、私たちのものの見方や考え方のこと。コーチングではブリーフシステムといいます。

認知戦争を仕掛ける側は、私たちのものの見方や考え方を操りたい今日この頃。

もし、私たちのものの見方や考え方を支配することができれば、それを仕掛ける側の意図する世界をつくることができます。

たとえば、日本と隣国の関係を悪くする。

国民に開戦の機運を盛り上げて、戦争をさせる。

戦争をすれば儲かる人たちがいます。

他にも、どんなに頑張って、汗水たらして労働に従事しても、絶対にお金持ちになれない、家すら買うことができない人たちがいる。

一方で、株や債券などの金融資産をもっている人は、ますます儲かって仕方がない人たちがいる。

気がついたら、経済的な格差が拡大して、(日本であれば所得による)階級による秩序がつくられ、

ちょっと前までは、みんな同じような生活をしていたつもりだったのに、現在は住む世界が違ってしまった人たちがたくさんいる社会。

つまり、ごく一部の王様のような人たちを頂点に、以下はその人たちに仕える層が階級ごとに存在する社会。

世界の中心で、平等撤廃とか普通とか、いらんくね!とさけびます。

ここまで読んで、そんな陰謀論みたいなと思ったかもしれません。

けれども、もし他人のものの見方や考え方をコントロールすれば、そんな陰謀論のような世界をつくることも不可能ではありません。

むしろ、陰謀論のような社会をつくるために、認知戦があるともいえます。

つづく