何を基準に選ぶ? セルフエ・ステームと関係性、そして情報発信

セルフ・エステーム(Self-esteem)という概念があります。

 

これは単純に説明すると『自分の価値を認める』ことです。

 

人は自分の価値観にあった仕事や暮らしぶりを選びます。

 

せっかく良いチャンスに恵まれても『自分にはもったいない』と考えてしまうと、その機会を不意にしてしまいます。

 

さて、このセルフ・エステームが低いと人は他人を支配しようと試みるようです。

 

そして、誤解を恐れずに言うと支配される側もこれが低いです。

 

セルフ・エステームが低く、自分で自分の責任を取りたくないから決められない。

 

気が付いたら自分の人生は思って見なかった方向に進んでしまいます。

 

それはそうです、今まで自分で決めていくという責任を取らなかったのだから当然です。

 

ゆえに、他人に決めてもらい、何か上手く行かなければ他人のせいにしたいという心理が働くようです。

 

ゆえに、他人から支配されることに慣れて(コンフォートゾーン)しまっている人もいます。

 

これは低いセルフ・エステームの連鎖であり、その場に引き寄せられる人々も同じような属性の人々です。

 

また、これが低いと、他人を貶して、相対的に自分の評価を上げて価値を保とうとします。

 

だからいつも悪口を言っているばかりの人の周りには、悪口を言っている人が集まります。

 

また余談であり、かつて私にも経験がありますが、セルフ・エステームが低いと、例えば周囲の人の価値を下げて、一方で相対的に自分を高めようと見せる人もいます。

 

コーチングにおいても例外ではありません。他人のエフィカシーなり、セルフ・エステームを上げるはずのコーチの業界も???です。

※建設的な批判は必要です。

 

もしこの記事をお読みになっている方でコーチを選ぼうとする際は、各コーチの情報発信を厳しく見比べることをおススメします。

 

他の人は大したことがない。でも、それに比べて自分は凄いという情報発信の裏には多かれ少なかれその人のセルフ・エステーム(セルフトーク)をリアルタイムで反映しています。

 

かつ、セルフコーチングがしっかり出来ていないということも表しています。なぜならば、本来セルフ・エスティ―ムは自分で決めれば良いものだからです。

セルフコーチングがしっかり出来ていれば、そもそも他人の価値を下げる必要はありません。

 

本当にセルフ・エステームが高い人は、自分は凄い、そして同じくらい周囲の人々も素晴らしいと他を認めています。

 

どうか皆さんは本物を見つけてください。

 

最後に取りとめのない形になりましたが、今回はセルフ・エステームについて私の実体験を振り返りながら思いつくままに書いてみました。

 

お読み頂きありがとうございました。