エフィカシーやセルフ・エステームよりも ~コーチング・セルフコーチングを上手く作動させるために~

エフィカシーやセルフ・エステームよりも ~コーチング・セルフコーチングを上手く作動させるために~

故ルータイス氏のかつての動画を観ています。

 

このDVDは何度も繰り返し観てきました。

 

観る度に新しい発見があります。

 

今は知識や言語のレベルではなくて非言語の部分から得る情報が多いです。

 

世界一のコーチの立ち振る舞いを目の当たりにしています。

 

言葉では説明できませんが、(時空を超えて)背筋が一本通ったような感覚を覚えます。

 

 

ルータイス氏から感じた概念はセルフ・エスティーム(自尊心)。

 

これは社会的地位や立ち位置から見ての自己評価。

 

個人的な感覚としては『ありのままの自分の価値』と体感します。

 

このセルフ・エスティームが低いと、他者からの賞賛を受け入れなくなるし、自己破壊的な行動が目立ちます。

 

かつての私も、とても当てはまっていたので良く分かります。

 

余談ですが、神経症の原因もここにあると考えます。神経症に苦しんでいるという方は、抽象度を上げて他人の価値を高めることに注視してみてください。他人の価値を高めていけば、連動して自分のセルフ・エステームも高まり、不安定さが和らぎ寛解に向っていくと考えます。

 

また、良くありがちなケースはエフィカシーだけを追い求めて、この点をないがしろにすること。

 

これでは遅かれ早かれ転覆します。

 

他にも、セルフ・エステームに合わせて友人環境や仕事環境を選ぶ傾向があるようです。

 

セルフ・エステームとパフォーマンスは正比例しています。

 

無意識のうちに、に相応しい場所・レベルを調節しているのですね。

 

タイス氏の話し方は、相手のエフィカシーはもちろん、このセルフエステームに作用します。

 

それは『愛』があるから。

1 親子・兄弟などがいつくしみ合う気持ち。また、生あるものをかわいがり大事にする気持ち。「愛を注ぐ」

2 異性をいとしいと思う心。男女間の、相手を慕う情。恋。「愛が芽生える」

3 ある物事を好み、大切に思う気持ち。「芸術に対する愛」

4 個人的な感情を超越した、幸せを願う深く温かい心。「人類への愛」

5 キリスト教で、神が人類をいつくしみ、幸福を与えること。また、他者を自分と同じようにいつくしむこと。→アガペー

6 仏教で、主として貪愛 (とんあい) のこと。自我の欲望に根ざし解脱 (げだつ) を妨げるもの。

出典 デジタル大辞泉

 

『愛』と言うと非常に抽象度の高い概念で、人それぞれで捉え方が違ってきます。

 

上の辞書の定義では4番目が近い概念化もしれません。

 

他には、何だろう寛容さ。

 

天皇陛下やダライラマ法皇など、世界のリーダーから感じ取れるあの感じです。

 

身近で言えば、女神達からも覚えます。

 

オーラといいたい所ですが、やはり『愛』。

 

タイス氏に至ってはキリスト教的な博愛精神であり、女神達もまた博愛です。

 

この『愛』はコーチには絶対必要不可欠な概念だと考えます。

 

この『愛』があるからこそコーチング・セルフコーチングが初めて作用するのだと察します。

 

『愛』とは何か。

 

これが当面のテーマになりそうです。

 

 

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