『与えること』と幸福度の関係


『与える方』が幸せになれると感じます。

 

以前は社会はゼロサムゲームであり、如何に効率よく、利益を得るか、それが幸せであり、勝ちであるということに囚われていました。

 

そうしないと損をした気分になるのですね。

 

またその程度の抽象度だからこそ、そのレベルの情報しか入ってこない。言い方を変えれば、コンフォートゾーンの外の情報は入ってこないことを如実に表しています。

 

裏を返せば自分は利益を得るけど、相手は損をしているかもしれないということです。

 

しかし、自分の抽象度が高まったのか、自分だけが勝っても面白くない。なんというか、関わった人々全員が恩恵を受けなければ嬉しくないという心境になりました。

 

さらにはワザと負けてあげる。

 

このように書くと上から目線な印象を受けます。なかなか言葉にできませんがこれも相手を思いやる心のような気がします。

 

他に抽象度の例を出すと、例えば、セールス(売ること)。

 

セールスと考えるからスコトーマができ、一方で同じ行為でも抽象度を上げてshare(分かち合い)と考えれば、この場合、売り手と買い手が両方とも恩恵に預かれると教わりました。

 

セールスに対する概念が根本から崩れました。セールスというとどこか一方的な、こちらが売りたいモノを押し付けるような印象がありhave toを感じます。一方で、shareだと分かち合いであり不思議とwant toになるという感覚を味わいます。

 

ある人とshareすることで、ある臨場感を共有します。そこにラポールが生じます。ラポールが生じた世界は心地よいものです。

 

世の中で成功する指針の一つとして、如何に多くの人とこの臨場感を共有してラポールを築くのかがあるでしょう。

 

心地よさを提供してくれる人を、人は大切にするものです。

 

抽象度マジックです。

 

 

両方ともSelfish(利己的)な振る舞いより抽象度が高くUn-selfishです。

 

また脳の情報処理機能としても個人の欲望を追求するだけの扁桃体よりも進化した、より人間らしい脳である前頭前野内足部が発火するので、それに相応しい抽象度の高い幸せを感じるのかもしれません。

 

簡単に言えば、本能的にこのような群れ(この場合は社会全体)に働きかける方が幸せを感じやすい生き物かもしれないということです。

 

 

さて、これを別の角度から考えると縁起(関係性)の切り替え。一方的から、双方向的な概念へ広がっています。関係性の意味合いが変わります。

 

そして、この関係性に力が宿ります。元気がない時に、誰かとの繋がりから力を感じることが多々あります。

 

『人と人とは支え合う』という言葉の意味が昔は、良く分かっていませんでしたが、今は切実に感じます。

 

貰う、奪うよりも、与えるからこそ、エネルギーが返ってくる。

 

愛されるより、愛するから エネルギーが生まれる。

 

自分で主体的に動いていくという試みを忘れないようにしたいものです。

 

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2017-02-01 | Posted in 抽象度No Comments » 

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