もうデブはやめだ! 私のダイエット体験記

2015-12-08

これは私が中学生の頃の実話です。中学1年生の後半から2年生の始業の日まで登校拒否をしていたと何かの記事で書きました。

登校拒否中は外と関わりを持ちたくがないゆえに、家に引き込まっていました。動かないので消費カロリーも少なくなります。

しかし、成長期の食べたい盛りご飯はモリモリと食べていました。食べるけど動かないので当然太ります。その時は160センチで65キロくらいあったので結構なものでした。

ニュータイプ登場
その太っていた私も学校に復帰しました。が服が体に合わない・・・。学生服の型式が普通体型の人はAタイプだけれども、私はクラスで唯一のBタイプ(シャア専用みたいな)でした。痩せている人が多かったクラスの中で、まさにニュータイプでした。

また何かの折に「これ以上太ってどうするの」と言われたことがあります。

さすがに、これらの体験に私も傷つきました。

太っていることが心地よい
しかし、太っていることが長年のコンフォートゾーンだったのでなかなか痩せられずにいました。ちょっと食事の量を減らしても、間食を食べることによって無意識のうちにちゃんとカロリー計算をしているわけです。

「ダイエットは明日から、スイーツは別腹だ」と言っている人はご用心。

そんな私にも、クラスに気になる女の子が出来ました。その方は陸上部のエースで高嶺の花です。今もそうでしょうが運動部のエースはクラスでの存在感が大きいです。こころなしかマチルダ中尉に似ていました。

一方で、私は無所属の太った学生です。気を引くには、まず視界に入らなければならないと考えました。

もうデブはやめだ!
痩せたい。いや痩せると心に誓いました。1995年の夏に差し掛かる前でした。

恋心がデブを突き動かしたのです。

それから家で食べる分には肉の量が減り、野菜の量が増えました。肉の代わりに、毎日豆腐を食べ続けました。

学校の給食は栄養士さんが成長に必要なカロリーを計算しているのでキトンと食べました。

お菓子も全く食べなくなりました。普通は、リバウンドがあると思うのですが、自然と断つことが出来ました。

清涼飲料氏の類も全くと言っていいほど飲まなくなりました。飲むのはお茶か水だけです。

勝手に運動もするようになりました。今ではよく分かりませんが毎日筋トレをしていました。夏は毎日のように海で泳いでいました。なにせ家の近くが海なんもんで。水泳はカロリー消費量が高いと睨んで実行しました。

単純に消費カロリーが摂取カロリーを上回り、みるみると痩せていきました。

あと無意識のうちに痩せたイメージをしたり、服を買う時もワンランク小さめのサイズの服を買ったりしていました。そのイメージである情報に合わせて、物理である体が変化したのです。まさに情報は物理を書き換えるということです。

体重計に立つ
よくダイエットをしたい人で、現状の体重を知ったらショックなので体重計に乗りたくないという方がいます。

しかし、全ては体重計の上に立つことから始まるのです。ガンダムの第1話も、大地に立つところから始まります。大丈夫です。ザクのような敵はいません。いや、いるとしたらそれは己の心です。

毎日体重計にのることでダイエットをしているという臨場感が生まれます。間食の誘惑に負けそうになっても「はい。ちょっと待った」という具合にストッパーにもなります。

自己イメージが書き換わった
その結果4か月で、10キロくらい痩せました。

もうこの頃になると、その女の子に認められたいというよりは、痩せた自分でいたいが正になっていました。太っていると気持ちが悪い。認知的不協和です。

また外見が良くなってくると心なしか自信もついたように思います。外見も自己評価に多少は影響したようです。

一番は座っても腹がつかえないので息苦しくない。

ダイエットに取り掛かる時は痩せた自分をイメージすると良いでしょう。そして、体重計にのって体重の推移を見て臨場感を感じてください。

最初はきついと思いますが3週間目くらいになって一気に痩せてくると思います。

ダイエットに取り組みたい方は参考にしてみてください。