エネルギーと人間関係について前回は書きました。
今回はさらに詳しく考えてみましょう。
一つの考え方として、世の中はエネルギーで成り立つと感えられます。私たちの身体もエネルギーを持ちますし、モノもエネルギーを持ちます。
というよりもエネルギーが私たちの身体になり、モノになったと解釈しても差し支えないです。
実際に、私たち人間は、人間の性行為から生まれます。ココでも性エネルギー、つまりは生命エネルギーにより産み落とされています。
またモノもエネルギーが顕在化したものと考えても良いでしょう。
これはかのアインシュタインがE=Mc2と説いたとおり、質量があるモノは必ずエネルギーを内包するという公式からも見てとれます。
さて、あなたの思考もエネルギーです。前回の記事では、思考によってエネルギーがマッチする相手、そうでない相手が決まるとも書きました。
最近は滅多に行かないと思いますが、合コンに行っても、初対面だけどフィーリングが合う男性がいたでしょう。
職場でも何となくフィーリングが合う相手がいる(そういう人に限って既婚者笑)でしょう。反対に、合わない人も。
またマッチするのは人間関係ではなく、モノである場合も同じくです。初めて履くけど履き心地の良い靴や、運転するとしっくりくる車、これはエネルギーがマッチしているからです。
そして、エネルギーはお互いに影響を与えます。
最初は、お互い苦手な感じを受けていたけど、気が付いたら仲良くなっていた友達、着続けて行くうちに馴染んできた洋服、これらもお互いのエネルギーが影響を与えたのです。
人が集まるコミュティという概念があります。そのコミュティも参加する人々の集団意識から成り立つエネルギーが参加する人に影響を与えます。
今までは『類が友』を呼ぶと説明してきましたが、正確には『類が友』にするのです。朱も交じれば赤くなるのです。
そのくらい関わる人には注意が必要だともとれます。前にも説明しましたが私たちは、5感+1(視覚、触覚、聴覚、味覚、嗅覚+言語)を通じて情報を仕入れ、それを脳内で統合、再生して世界に臨場感を感じています。
臨場感が一番強い世界を現実と認識しています。そして、この臨場感を鮮明にしてくれるのが人間関係です。
例えば、あなたは今地方で働いている。だけど、そこを辞めて上京して、都内でお店を開く例を考えてみましょう。
周囲から『あなたなら大丈夫!』と言われつづければ、だんだんとその気になってきて、元気も出てくる、やる気にもなってくる。そのうち行動に移すことでしょう。
反対に、『無理だ』と言われれば、無理な気がして行動しなくなるでしょう。
このくらい人間関係は力は大きいのです。
そして、もうお分かりかと思いますが、その人間関係を引き寄せているのはあなた自身。エネルギー同士が共鳴しています。ちまたで教わる、人生を変えたければ考え方を変えなさいとは、このことを意味します。
さて、これまでエネルギーについて良い悪いがあるかのように書きましたが実のところそんなことはありません。
あの人は不快な印象を受ける、このコミュニティは違和感を覚えるも、それはあなたにとっての違和感で、他の人から見れば心地よい感覚かもしれません。
言い換えれば、一人ひとりにとって感じるエネルギーは別々なのです。
これは良いエネルギー、アレは悪いエネルギーとはあなた次第。
そのあなたが感じるエネルギーを変えて、あなたの都合の良いように変えていく効果的な方法がゴール設定なのです。