今回も自己イメージについて書きますが、少し視点を変えてみます。
さて、かつての恋愛で、その時の彼氏に対して、この人は私がいないと駄目になる。
この人のために、私が頑張らなきゃと感じたことがありませんか。
頑張り女子のあなたは、そう感じたことがあるでしょう。
自分の幸せよりも、この人の幸せが優先。
だけど、同時に尽くす私は偉いと感じたい気持ち。
実のところ、そんな経験があるでしょう。
私がこんなに尽くしているのに、なんでこの人は分かってくれないの・・・。
と、寂しい気持ちを感じたり、悲しくなったりした経験が。
この人を何とかしなきゃ。
けど、それが空回りをした。
そして、ある時に怒りを爆発させてしまったことも・・・。
結果的に、別れてしまいましたが、なかなかこのままでは2人とも一緒にいたら成長できない、だけど、別れられない。
このように苦しんだ経験があるよね。
実のところ、相手はあなたが変えようとして変わるものではありません。
あなたが、押せば押すほど、変化を拒みます。人間とは、そういった生き物です。
また干渉すれば、干渉すると、相手があなたに依存してしまいます。
相手は、あなたに依存しようとすることが、コンフォートゾーンになってしまうのです。
分かりやすくいうと、かつて一人暮らしの時は、自炊を一人でこなしていたけど、実家暮らしに戻った途端に、洗濯と食事の用意をお母さんにしてもらうようになったという現象に近いです（笑）。
さて、しかし、これでは成長の糧を奪ってしまいます。
あなたも、子どもの頃、いや今でも、何かと干渉してくるお母さんにうんざりしてしまうことがあるでしょう。
『もう放っておいてよ！ 』と言った具合に。
では、こんな時どうするのか。
それは、相手を信じること。
何とか手を差し伸べたい、だけど、ココはぐっと我慢して、相手の未来を信じる。
補足すると、相手の未来を信じて、今を肯定する。
えっ、信じるだけでいいの？ 物理的に手を差し伸べないと・・・。
真面目なあなたは、そう考えるかも知れません。
だけど、その信じる心が相手に伝わります。
教育心理学の分野で、ピグマリオン効果という事例があります。
簡単に説明すると、先生がこの生徒は、優秀な子だと肯定的に捉える。そうすることで、生徒の自己イメージが、優秀な生徒に書き換わります。そして、行動も優秀な生徒として振る舞います。
この場合も先生が、この生徒は優秀だと心から信じる点が大切です。
何となく分かるでしょう。
例えば、仕事で、この上司は私のことを信頼してくれている。だから私も期待に応えて頑張りたい。そう思って、結果ものすごいパフォーマンスを発揮した経験がありますよね。
この期待は、例えば、お母さんに認められたい。だから、頑張らなきゃとは感覚として全然違ったことでしょう。
これと同じです。
大切なのは相手を信じる心。
とくにまともな男性であれば、パートナーである女性から信じてもらえれば、その時がどんなにダメンズでも立ち直りますよ。
次の恋では、ぜひ実践してみてください。
もちろん、リラックスしながらね。
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