明けましておめでとうございます。
2021年がスタートしましたね。
お読みくださる、あなたにとって今年も良い年になることをお祈りいたします。
さて、前回の記事で、言葉を変えると人生が変わると説明しました。
その理由は、私たちは言葉の世界に住んでいるからでしたね。
今回はココを掘り下げていきましょう。
聖書でも初めに言葉がありきとうたわれています。
まず先に言葉があって、これはやがて高い抽象度の世界で概念をもちます。
高い抽象度の世界のことを情報空間といいます。
情報空間にある概念は、時間が経てば物理空間に落ちてきます。
アニメの主人公が概念として生まれた場合に、しばらくしてその主人公のフィギアが生産されるようなケースがそうです。
他にも、ある宗教が広まれば礼拝所が設けられるなど…。
物理空間とは、低い抽象度、具体的な世界のことです。
どれだけ具体的なのかといえば、五感でしっかりと臨場感を覚えることのできるレベルです。
言葉を変えると、どうやって現実が変わるのでしょうか?
具体的には、セルフトークやアファメーションのことです。
これらを実行していくと自己イメージという、自分についての概念が変容します。
この自己イメージは、自分と他者や他の物との関係性によってつくられます。
ここからわかることは、言葉を変えていくと、自分と他者や他の物との関係性が変わっていくということです。
改めて言うまでもありませんが、わたしたちは、すべからく自分の心を持ち、その中の住人です。
そして、心の中の世界に存在するものは、全て一つの例外もなく関係で成り立っています。
かつ同時に、ここは言葉の世界でもあります。ひとり言をいうことからもわかります。
これが現実です。
ゆえに、言葉を変えていくと、私たちの心の中にある、自分と他者や他の物との関係性が書き変わっていくのです。
そして、これは現実が変わっていくということと同じことなのです。