言葉が世界をつくる

言葉が世界をつくる

自己イメージという概念があります。

これは自分が自分に対してどういった認識をしているのかということです。

 

・私は痩せている

・お金持ちだ

・私は朝が弱い

・私は女性だ

・私は美しい

 

ご覧のように言葉が自己イメージを形作っています。

裏を返せば、自己イメージとは言葉なのです。

 

 

 

自己イメージは現実を反映しています。

 

より詳しく言うと、自己イメージとは自分に対する認識はもちろんのこと、その自分が認識している対象である世界もその中に含まれます。

 

要するに、自己イメージとは自分と、その自分が取り巻く世界のことなのです。

 

 

 

さらに、ここまで書いてみて驚くべき真実が明るみになります。

 

それは世界=言葉という図式が成り立つということ。

 

 

 

これも、もうちょっと詳しく述べると言葉がいろいろな概念をつくります。

 

世界=概念から成り立つともいえます。

 

 

お金という概念には、まずそれを表す言葉があり、お金とはこういったものだという役割や意味が含まれています。

 

同じく、朝という言葉があり、朝とはこういったものであるという役割や意味が含まれています。

 

ちなみに、お金とはこういったものだ、朝とはこういったものだという役割や意味も言葉で表されます。

 

このことからも分かるように、どこまで行っても言葉がついて回ります

 

 

ということで、言葉を変えれば世界が、そして現実が変わります。

※コーチングではセルフトークを変えるといいます。

なお、コーチングでは言葉よりもワンランク上の階層にある非言語という方法も使います。ワンランク上の次元の方法を使うので、言葉の世界に圧倒的な影響力を与えるのです

 

 

実際に言葉を変えることは強烈です。

 

これは私の従妹の話ですが、私はその彼と20年くらい対面した時は男でした。しかし

近年その存在をメディア経由で確認したところ女の子になっていました。

 

あるメディアの報道によれば、その彼(彼女)は、もともと自分のことを女だと思っていたようです。でも、昔はそれがおかしいことだと思っていたらしく、男として言葉を使っていたようです。

 

しかし、ある時、自分は女性だと認めて、女性としての言葉に変えたようです。

 

 

 

そうすると言葉が自己イメージをつくるとは言ったもんで、タイに行って手術を受けて本当に身体ごと女の子になってしまったようです。

 

 

この私の従妹の例はちょっと極端だったかと思いますが、あなたも使う言葉を変えれば今とは違う自分になれるということです。

 

 

使う言葉を、あなたのゴールから観た、今あるべき自分に相応しい言葉に置き換えてみると、そのとおりに世界は変わるのです。

 

上記の従妹も、新しいコンフォートゾーンの自分のセルフトークに変えた結果、現実が変わったということです。