『自分なんてそう簡単には変わらない』と思っているあなたへ


このブログを読んでいるあなたは自分を変えたいと思っているに違いありません。

 

しかし、同時に自分なんてそう簡単に変われっこないと思っていませんか?

 

もって生まれた性格だし、そう簡単ではないと。

 

 

実は本当は性格なんてありません。

 

あなたは本来はいろいろな思考パターンや気持ちを持った人間で、その中で、とりわけ身近なに表出されるものをこれが自分の性格だと思っているに過ぎません。

 

いやむしろ、両親や友人、仕事仲間から、あなたはそんな性格だと言われてきて、あたかもそれが本当のことであるかのように信じ込んでしまっている可能性が高い。

 

その証拠に職場での自分のへの振る舞いと、仲の良い友達との間のそれとでは何かが違いませんか?

 

あなたが自分は大人しいと思っていたとしても、グループの中でもっと大人しい子たちに囲まれていれば、むしろ私は活発だと思うかもしれません。

 

反対に、活発な自分のつもりでも、もっと活発な人の前では、大人しくなってしまうこともあるでしょう。

 

このように大人しい、大人しくないという性格ですら絶対ではないのです。周囲との関係性次第でコロコロ変わるものです。

 

 

 

もっとも、今は大人しいつもりでも、今後は違うかもしれません。

 

私は今、この記事を大阪のカフェで書いています。周囲には、いわゆる大阪のおばちゃん達がガールズトークに花を咲かせています。

 

こういっては何ですが、私が傍から見ても、活発で『いよ!大阪のおばちゃん』という感じの女性が『うちはめっちゃ大人しい性格やねん』と言っています(笑)。

 

百歩譲って、このおばちゃんが大人しければ、それ以外の日本人は全員うつ病と認定されてもおかしくはありません(笑)。

 

そのくらい性格という概念はあやしいく、21世紀には通用しない概念です。

 

そもそも、この性格という考え方自体が19世紀の終わりから、20世紀の初頭、日本で言えば明治、大正時代の考え方です。

 

ちなみに、日本人は和式便所で踏ん張るから日本人は欧米人に比べて精神力が強いと言われていたような時代です。

 

今こんな論を展開すればオカルト認定間違いなしです。

 

脳科学や情報科学が当時と比べて信じられないくらい発展した現在においては、もはやこの大正浪漫を引きずったような概念は時代遅れという他ありません。

 

 

代わりに提唱したいのがブリーフシステムというモデルです。

 

ブリーフシステムとは、私たちが無意識にしてしまう思考パターンや行動性向のことで、信念もこれに含まれます。要するに、脳の情報処理パターンのことです。

 

この情報処理パターンによって私たちは世界を認識して、それが現実だと頑なに信じ込んでいます。

 

でも、凄いことに情報処理であれば、情報を書き換えることができます。

 

情報を書き換えると書けば、あなたは、何か特殊な催眠を使って脳を騙すと連想してしまうかもしれません。

 

でも、そんなに難しいことではありません。

 

 

例えば、ある女性が街を歩いていたら、いきなり男性が『これからお茶しませんか』とナンパされるシーンを連想してみてください。

 

でも、その女性は断ります。男性がしつこく迫ってきても『急いでますんで』と言うか、または無視して断ります。なぜならばその女性はその男性に興味がないからです。

 

でも、トボトボと男性が返っていった先にはなんと高級外車が……。

 

それに気が付いた女性は今度は慌てて男性を追いかけます。形勢逆転です。

 

もちろんこれはあくまでも仮定の話で、それも人によります。でもこんなギャグみたいなシーンも、もしかしたら、意外とありそうな場面ではないでしょうか。

 

ナンパされた女性にとっては、それまではダサくて、しつこい迷惑な男性という情報が、高級外車を目にしたとたんに、お金持ちのいい感じの男性に早変わりです(笑)。

 

かつ、ナンパされてあーあ今日は最悪だと落ちていたテンションが、一瞬にして今日はついているという情報に一瞬で書き換わっています。このくらい情報は簡単に書き変ってしまうものなのです。

 

 

 

ということは同じ情報であれば、自分が自分について認識している情報だって書き換わっても不思議ではありませんよね。

 

それに関連してブリーフシステムだって書き換わります。

ブリーフシステムとは、先に書いたようにあなたの現実であり、それが処理をしているものが情報です。

 

 

そして繰り返しますが、情報は書き換え可能です。

 

こう考えてみると、自分の未来にちょっとした可能性が見えてきませんか?


2019-07-19 | Posted in 女子専用No Comments » 

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