あなたの理想の未来を引き寄せるためには、今のあなたが、既にあたかも今その世界に生きているという姿が大事です。
未来の体感をコピペして、今の体感に張り付ける必要があります。
これをコーチングではゴールのコンフォートゾーンの臨場感を高めると説明します。
つまり、あなたは理想の未来の臨場感を保持しなければならないのです。
実は、保持をする時に特殊な意識状態を必要とします。
これを変性意識といいます。
変性意識を簡単に言うと、目の前の現実世界よりも、アタマの中の仮想世界の方に臨場感を覚えている状態です。
とは言っても、変性意識はそんなに難しいことではありまえん。
あなたもスーパーで買い物して列に並んでいるときに、考え事をしているときがあると思います。
その時に既に変性意識状態です。
目の前の行列よりも、自分の考え事の方に意識が持っていかれている。つまり、臨場感が高くなっています。
自分の考え事の方に、あなたは現実感を覚えているのです。
とまあ本当のことを言うと、私たちは常に変性意識状態にあります。
この変性意識を上手く使うことが（セルフ）コーチング上達のコツ。
変性意識を上手に使うからこそ、目の前の現実世界ではなくて、理想の未来の世界に生きることができます。
この感覚は舞台役者の人の感覚に似ています。
役者さんは、演じる役柄の人になりきっています。
演技の際に、実際の本人のパーソナリティーよりも、全く別の自分を体現しています。
実は人前で話すことが苦手だと思っていても、演じる役柄がどんどん人前で話す設定であれば、臆することなく人前で話すことができます。
舞台を観ている観客も、役者さんのことを人前で話が上手な人として見なします。
言い方を変えれば、役者さんが創り出した世界を観客と共有しています。
あなたの場合も役者さんと同じです。
目の前の現実世界に囚われているあなたではなくて、理想の未来の自分の姿を現在進行形で、今のあなたの臨場感にする必要があります。
そして、その臨場感を周囲の人に共有してもらう必要もあります・
というのは、あなたが理想とする世界を構築していくには、周囲の人々の協力が不可欠だからです。
仮に、あなたが起業してビジネスを始めたいと思えば、周囲の人がバックアップしてくれる必要があります。
バックアップがなければ、お客さんも協力、つまり売り上げに貢献してくれないでしょう。
お客さんの無意識が、あなたを応援したいと思うから、あなたの売り上げに貢献します。
あなたのココロの中の臨場感を共有してもらわなければなりません。
そのための第一歩が自分の変性意識をコントロールすること。
次に、自分の変性意識がコントロールできれば、あなたの臨場感を相手に共有させることができます。
卑弥呼しかり、STAP細胞の研究者しかり変性意識の達人でした。
達人だったからこそ、周囲の人々の臨場感（現実）を変容させることができたのです。
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