前回の記事で、わたしたちは他人がつくり出したリアリティの中で生きているのかもしれないということを書きました。
実は、このことに気がつくのはちょー大事です。
この行為を『正しく観る』といいます。
見るではなくて、観るの方ですね。
正しく観て、認識に上げることができるからこそ、その状態から脱することができます。
出口がどこにあるか、わからないままでは、その場から脱することは難しいですよね。
ゴール設定時にも重要です。
自分の視点を上げて、今の自分の立ち位置がわかるからこそ、現状を超えたゴール設定が可能となります。
逆に言えば、正しく観ることができないと、現状を超えたゴール設定は難しいということ。
なお、誤解をしてほしくないのは、現状に囚われるのではく、現状を正しく観ることです。
観ればわかります。
視点を上げて、現状を正しく観れる状態とは、既にある程度の抽象度の高さにあります。
なので、ここで現状を正しく観て、さらにその先のゴールを設定をすれば、現状を超えたゴールであり、抽象度の高いゴールということになります。
いきなりゴール設定というのが難しければ、まず最初に正しく自分を観ることに取り組めばいいでしょう。
具体には、今の行動や行いを意識に上げます。
・今、パソコンを観ている
・今、呼吸をしている
・今、地球に立っている
などから始まり。
次に、
・実は観ているパソコンは、網膜に映った光だ と意識に上げる
・呼吸によって、太陽エネルギーを取り込んでいる。なぜならば、酸素は植物の光合成で生まれるからであり、光合成には太陽光が必要だ と意識に上げる
・地球に立っているのは重力で、わたしが地球に引っ張られているからだ と意識に上げる
こうすることで、自分を俯瞰して観れるようになります。
騙されたと思って、一日五分でもいいのでやってみてください。
塵も積もれば山となるで、そのうち全く違った世界が見えてきますよ。
またこの意味で捉えてもらうと、現状を超えたゴール設定というのは、お母さんや社会が作り出したリアリティから脱して、自分が望む現実に移行するという行為そのもの。
今よりも自由に近づくということです。
きっと生きるのが楽になりますよ。
また自分で望んだ現実、自分が選ぶことができた現実なので、自己評価も上がります。
詳細は省きますが、女性の自己評価が低くなるのは、そういったつくられた現実の中で生かされているからにほかなりません。
まさに籠の中の鳥です。
だったら、話は単純で、それを超えればいいだけのことです。