未来へ向けて
この度、「帆船みらいへ」に会いに某造船所まで行ってきました。「みらいへ」という名前が何気にコーチングっぽいです(笑)
「みらいへ」は日本では唯一、民間が所有する帆船です。大きな帆船として日本丸、海王丸が知られています。こちらは、商船大学、商船高専などの専門教育に用いられています。つまり、純粋に船乗りを養成するための船です。
一方、「みらいへ」は 一般の方々がセイルトレーニングを実施するための船です。普段は、一般企業の研修や修学旅行のプログラムとして用いられているそうです。
新入社員が一致団結して、帆を張って一緒にこの船を動かすのです。実際に、マストの上まで上ります。
コンフォートゾーンの外を体験しにいかがですか?
私たち陸(おか)になれた現代人にとって、この船で研修を受けることこそ、まさに「現状の外側」なのです。
実際に、船の説明のスライドで、Beyond the comfort zoneという文字が。
この夏、携帯の電波が届かない四国沖まで一緒に行こうかしら。
場の持つ情報(情報場にアクセス)
さて、この船は、もともとは大阪市が所有していた「あこがれ」という船です。
私が高校生の頃、キラキラと輝く海面を航行する「あこがれ」を見たことがあります。正確には、鳥取県境港沖ですれ違いました。
真っ白な船体(今は青)で、優雅に青々と澄んだ真夏の日本海を航行する姿は、まさに海の貴婦人。
この「みらいへ」を見た瞬間に、その時の記憶が情動を伴って蘇りました。当時の海象状況、無線交信の内容、さらには日付まで明確に思い出しました。
15年くらい前の記憶が一気に蘇りました。スゴイことです。幾分、記憶は捏造されていると思いますが。
よくも悪くも、環境に身を置けば、当時の記憶を思い出すということを如実に物語っています。
この作用を利用して、ゴールを達成した自分に相応しい場所に行ってみてはいかがでしょうか。
臨場感が半端なく、ゴールから見た今をイメージしやすいです。
「百聞は一見に如かず」
また、このようなイベントには同じような人々が集まるということです。まるで「みらいへ」から引き寄せられたかのように、元商船船長、船舶設計者の海運関係の方々が集まっていました。私は海事代理士という立場です。
同じように、自分が目指すゴールがある所に行けば、自然と仲間が集まります。その関係から何かが生み出されます。
縁起です。
まとめ
・皆様も帆船「みらいへ」で、現状の外側へ出てみてはいかがでしょうか?
・実際にマストを上ります
・場の持つ情報は半端ない
・未来の自分がいるべき場へLet’s go!
・そこには必要な仲間が待っている
※動画お借りしました