東京と地方のクリエイティブ性
東京研修で話題になったのが東京都と地方におけるクリエイティブ性。
これは飲食業界でも同じです。
東京で認められれば一人前?
地方の人々は東京で認められたら一人前という感覚がどこかにあります。
たまに東京の話をムキになる人もいますが、それは東京への対するコンプレックスの裏返しである場合がほとんどです。
それくらい地方在住者の東京に対する眼差しは今でも熱いと感じます。
良いものプロデュースしても「東京で受け入れられてこそ」、競争が厳しい中で認められる、それが価値であると捉えがちです。
地方人が東京で個展を開く、またはお店が東京に進出したらと言った具合に東京在住者が思っている以上にスゴイと考えます。
不思議なことに、例えば、日本人シェフがフランス料理をつくって、フランスで認められる場合のように、それがその分野における本場ではない場合においてもです。
東京から見れば?
反対に、東京の方々が言うには、東京人は過多な情報や過度な競争に晒され続けており、いつの間にか感覚が鈍っていると。
例えば、コーヒーに関しても、人々はチェーン店の画一的な味や、雰囲気に慣れ過ぎてしまっている。また、評判の店だと感じるのも、いつの間にか宣伝に踊らされているケースが多いと指摘していました。
その分、地方の方が下手に周囲を意識していないので自然体でより感性が鋭く、レベルが高いとのこと。
お互いが、お互いをリスペクトする。それはそれで素晴らしいです。お互いのエフィカシーが上がり、コレクティブエフィカシーに繋がります。
まずは自分こそがNo.1
ココで大事なのは、私たちが提供する価値こそが一番というエフィカシーを持って、初めてその相手を認める姿勢です。
それからの切磋琢磨です。
決して、「私たちなんてあなた方と比べると」という姿勢で望んではいけません。
競争をしてNo.1を目指せという意味ではありません。この価値を提供できるのは唯一無二、Only oneです。
なぜならば、その価値をつくりだすのは自分だからです。決して、いつの間にか仕掛けられた競争に踊らされてNo.1を目指せという意味ではありません。
東京でも地方でも抽象度を上げれば、同じ日本です。さらにあげれば、アジア、世界です。
己の感性に従い、技を磨いていけば、やがて必要な抽象度の中で唯一無二の価値を提供できるようになります(機能を果たす)。
※want toであることは言うまでもありません。
スコトマも生れます。それを外してくれるのが東京や地方という関係性であり、ライバルなのです。お互いに潰しあったり、優越を感じたりする対象ではありません。
それを踏まえたうえで、地方の人は東京に進出してもいいし、しなくてもいいのです。
東京の人も、業界の動向やトレンドを気にしてもいいし、しなくてもいいのです。
唯一無二になれば、あなたに会いに向こうから人がやって来ます。あなたという存在に必要性を感じてやって来ます。そこに東京、地方という線引きはありません。
どこに行っても、良いものは良いのです。
まとめ
・地方在住者は東京で認められればという思いがどこかにある
・東京在住者から見ると、地方は自然体に近く、感性が高くレベルが高いと感じている
・お互いがお互いをリスペクトするのは良いこと。しかし、まずは自分もスゴイというエフィカシーを維持する。それからのコレクティブエフィカシー。
・己の感性に従い、want toで技を磨いていけばやがて唯一無二の価値を生み出す
・自分の求める抽象度で機能を果たしていけば、向こうから勝手に人がやってくる。
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