自分が至らなかったと思い知らされることがあります。
それは自分より抽象度の高い人の在り方に圧倒された時です。
抽象度の高い女神に囲まれて、いろいろと考え方を改めさせられます。
自分はなんて、自分のことしか考えてなかったのだろうと痛感する日々です・・・。
例えば、人間関係で自分の都合の良いために人間関係を構築してこなかっただろうか。
この関係だと相手に自分の価値観を押し付ける。それで答えてくれなかったら、あの人は分かってくれない。自分は裏切られたという心境に陥る。
本来は、自分が勝手に期待して頂けなので、裏切られたもクソもない。
また、このレベルでいると周りに同じような人間が集まる。
『あわよくば』と言う考えの人間ばかりの集合なので、エネルギーの奪い合いになる。
自分もこの一年で、いろいろな人からコーチングを活かしてビジネスで力を貸してくれと言う申し出があったが、そのほとんどは続いていない。
それは相手にとって私は自分の利益を活かすための一道具だったから。
別に、それ自体は悪いことではない。
単に、そう言った人はビジネスチャンスが他にあると睨んで他に行っただけなのだろう。(全ての人がそうだとは限らないが)自分の利益のためには、関わる相手を踏み台程度としか考えていない。
勇ましい考えの様だが、この考えではいつかコケると思う。
自分がそのレベルだったから、そう言った類の人間を惹きつけたのだろうが。
一方で抽象度の高い人間関係とは、相手のための人間関係であり利他である。
相手のための人間関係だなんて、自分の利益はどうなるの?
と言う人は、自分に囚われすぎており利己である。
『自分なんて関係性と関係性の繋ぎ目。繋ぎ目だけに囚われていても仕方がない』。
人間関係で相手の意図をくみ取り、抽象度の高いヒントを与えてくれたり、解決策を示してくれたりする。こんな人が大切に扱われないはずがない。
人間は社会的動物なので、他人の役に立てた時に本質的な幸せを感じる。
エネルギー的には自分が放出したものが回りまわって自分に返ってくる。相手のために費やしたエネルギーが違う方向から返ってくる。
これはいろいろな成功法則、偉い人の自伝に書かれているし、私の実体験からして間違いない。
逆に、悪いことをすれば、それも返ってくる。天に唾を吐けば、自分に返ってくる。
最近、縁起について考えるが、その観点から観ても至極納得である。これも経験的に間違いない。
が、人生がなかなか上手く行かない人は、このことが分かっていない。
上の例のように、如何に自分が得をして、相手からエネルギーを奪うことしか考えていない。
いわゆるエネルギーバンパイア。自分もそうだったから分かります。
不安や劣等感を埋め合わせるために、無意識のうちにエネルギーが奪えそうな相手に近づき奪おうと試みる。人生がこの繰り返しだ。
これに関連して、パートナー選びも同じだ。
本来は恋愛や結婚してパートナーを選ぶとは、相手の幸せを願って一緒になるもの。しかし、多くの人にはそれが理解されていない。
自分より優れたパートナーを選んで、如何に自分の価値を高めるか。この考えの根底には自分のことしかない。
例えば、分かりやすいのが結婚相手の仕事(スペック)で選んで結婚したのに、リストラされたので三行半と言った例だ。
また、自分の思うように動いてくれない、パートナーから大切にされないと言った悩みだ。そこにも自分、自分、と言った自己中心的な考えが潜んでいるのではなかろうか。
さらには、相手に選ばれた自分に価値があると価値は他人が決めるという視点で捉えている(正確には、捉えさせられているのだけれど)。
一歩で非常に関係性が上手く行っている関係の方々は、相手のことをとても大切に扱っている。大切にする関係に価値があると理解している。
大切にするから、大切にされる。
古来よりの格言で愛するより、愛すると言われるが言い得て妙である。
また、ある女神によれば、S〇Xが下手な男性は、大したことがないとのこと。S〇Xは男女のコミュニケーションでありエネルギー交換。
そこで自分の快楽しか考えていない男性は、結局は自分本位である。これは仕事など他の関係においても表れ、そこでも大したことがない、その程度だそうである。
これも言い得て妙だ。
また違う女神によれば、大概の心の病は、人間関係において自分のことしか考えられていない事が原因。
抽象度を上げて行けば治るとのこと。
裏を返せば自分のことしか考えていないから心の病をつくり出して苦しむ。
厳しい意見のようだが、これは神経症に苦しんだ身として、実感として正解。
さらに、違う女神は在り方で示してくれる。この方の周りはいつも人で一杯。高い抽象度で、愛に溢れている。
いい女の言うこと(非言語を含む)は違うなと思う今日この頃である。
人間関係円満のコツは高い抽象度と利他の精神に在りとみた。
PS 自分が大切にしたという相手の関係は良好に続いています。
参考図書