先日、旅先で立ち寄った本屋で大学時代にお世話になった先生と再会した。
とはいっても実際に先生と対面したのではなく、先生が上梓された本と出合ったのだが。
この先生の名前は、ここでは出さないが(写真を見ればわかるけど)、一言でいうとすごい先生だった。
この先生の前では嘘や偽りが一切通用しない。妥協のない厳しくも、優しい先生だった。
たたき上げから教育者になり、九州の某国立大学で表彰されるまでになった。
2等兵から将軍にまで上り詰めたような方だ。それゆえに、怒ると本気で怖かったのを思い出した。
この先生には大いに助けられた。この先生がいなければ、大学を中退していたかもしれない。
先生が本を出版されたことは風のうわさで知っており、アマゾンで調べてみたがすでに売り切れ、また島根県東部の本屋では目撃することができなかった。
しばらく本のことは忘れていたが、益田市(同じ島根県でもウチから車で5時間かかる笑)の本屋に入ったら、よく目につくところに置いてあった。
出会ったしまったというよりも、見つかってしまった(笑)という表現が性格だ。もし、この記事を大学の同期が読めば納得してくれるだろう。
ちょっと試し読みをとしたらすぐに、先生情報場に引っ張り込まれた。なんで、このタイミングでやってきたんだ。
「ちょっと、あんた!買っていきなさいよ」と言われた気がしたので買ってしまった。
相変わらず押しが強い(笑)
タイトルは留学と英語教育に関しているように書いてあるように見受けられるが、実際は日本人としての在り方論。
やはりどこにいても先生の勢いは止まらない。
先生の担当は英語だった。英語で自分の意見を言う訓練を施された。結構厳しかった思い出がある。
この訓練が後年、仕事でとても役に立った。
当時は船に関する仕事をしていた。船の世界は英語が公用語だ。
英語があまり得意でない日本人職員は、欧米の船員から下に見られる風潮があったが、私の場合、先生に鍛えられたおかげで、彼らから何とか上手く処遇してもらえた。
先生から教えられた英語での丁寧な言い回しが、上級士官に好まれたと考える。
また先生が書いたある論文をフィリピン人の船長に紹介したら、いたく興味を持たれて、仕舞には「譲ってくれ」と言われたので譲った。以後、この船からは、いたく便宜供与を図ってもらうことになる。
さて、かつて、先生に
「あんた。教育者になりなさい。あんたには向いている」とアドバイスを受けたことがある。
「その時は、先生バカを言ってはいけません。僕が一番なりたくないのは先生です。だって、自分らみたいなクソガキどもの相手をするなんて割に合わない仕事です」
と返したのを覚えている。
先生が
「あら、それがいいのよ」と言っていたが、今なら意味が分かる気がする。
今思えば、コーチングに興味を持ったのもこの先生との何気ない一言が絡んでいることに間違いない。
近々、この先生とはひょんなことで再会するような気がする。
その前哨戦が本との出会いだ。
情報空間で何かが動き始めている。
アイキャッチはかの地の風景
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