※過去のメルマガ加筆・修正です
あなたもこのことで悩んでいるのかもしれません。
これに対して、『そんなこと気にしても仕方がない』というアドバイスがあります。
しかし私も経験があるのですが、『気になるものは気になる』でしょう。
もっとも存在感がでかい人であれば『気にしなければいいじゃん』でOKでしょうが・・・。
でも、大概の人は他人の目が気になってしまいますよね。
無理に他人の目を気にしないようにすると、ちょっとでも他人の目が気になった場合にストレスを感じてしまいます。
どうしたらいいのでしょうか?
その前になぜ他人の目が気になるのでしょうか?
それは他人がいるからです。
当たり前ですよね。もし世界に自分一人しかいなければ、他人のことで悩む必要はありません。
※厳密には世界には自分一人しかいません
他人がいるから、その目線が気になるのです。
そのカラクリは一体どうなっているのでしょうか?
なんで他人の目線が気になってしまうのでしょうか?
その答えは昨日お伝えした『臨場感の共有』と『気』にあります。
まず、『臨場感の共有』について。
私とあなたとは本来は別々の世界に住んでいます。その顕著な例として重要性評価関数により見える対象が違うということです。対象が見えるとは、対象が存在するということでもあります。
簡単に言えば、私とあなたとでは興味対象が違います。ゆえに、見えているものが違うということで、それは言い換えれば、私とあなたの世界において存在するものが違いますよということです。
でも、私たちは『臨場感を共有』できます。
例えば、私とあなたが同じ場所にいて、目の前にパトカーがサイレンを鳴らして走っていれば、何か事件があったのかも?という情報を共有しています。
もっとも私が見ている世界にあなたの姿が見えたり、声が聞こえたり、肌が触れれば感触が五感を通じて伝達します。五感を通じて情報を交換・共有しています。
ということで、他人の目が気になるという現象の一要因として『臨場感空間の共有』が挙げられます。
事実、世間様を除いては、別の知らない人(臨場感空間を共有していない人)の目線なんて気にしませんよね。
次の要因は『気』です。気というと怪しいと思うかもかもしれませんが、ここでは『気』はあるものと考えてお読みください。
あなたも他人の雰囲『気』を感じたことがありますよね。逆に、あなたも出しています。とはいえ、『気』が他人の目線とどう関係あるの?と疑問を抱くでしょう。
実は『気』は重力波と同じです。
『えっ?……』とますます混乱するかもしれません。
少し理系的な説明になりますが、重力波とは宇宙で空間がゆがんだ時に発生する波のことです。
アインシュタインという天才科学者が過去にそのメカニズムを予言して、最近本当らしいと話題になった現象です。この現象はプールに誰かが飛び込んだら、同心円状に波が広がる現象に似ています。
重力波は物理空間での出来事ですが、同じような現象が情報空間でも起こります。
情報空間とは私たちの脳の中にある思考の世界やイメージの世界のことです。
まあ精神世界のことです。
この情報空間にゆがみが生じると、ゆがみの頂点と底の間に傾斜が生まれます。
傾斜が生まれると、頂点から底に向けて転がり落ちるエネルギーが生じます。これが『気』です。
では、ゆがみを引き起こす原因は何かというとそれは決心や他との関係です。
コーチング的に説明すると、ゴール設定であり、縁起です。
ゴール設定においては抽象度の高いゴールであれば、あるほどゆがみが大きくなり、その結果、ゴールに向けての大きなエネルギー(『気』)が生じます。
縁起とは、他人との関係です。存在感の大きい人(気が強い人)と関係が構築された空間を共有すると、何か感じるものがありますよね。しつこいようですが、あれが『気』です。
もっとも他人の目線が『気』になるという現象は、『存在感の大きい人とあなたとの縁起により、空間にゆがみが生じて、その傾斜により生じた(気)をあなたが受けてしまったですよ』という意味です。
存在感が小さな人は、存在感の大きい人が引き起こす気の影響を受けてしまうかもしれませんね。
海で2隻の船が同じ海域(空間)で出くわす場面を想像してください。一隻は最近トランプ大統領が乗船した自衛隊の『かが』という船です。もう一隻は公園にあるカップルが乗るスワン号です。
『かが』にとって、スワン号が引き起こした波は大したことありません。
反対に、スワン号にとっては巨大軍艦『かが』が引き起こした波をまとも食らえばまず転覆します。
存在感が大きな人が『かが』で、小さな人が『スワン号』です。
このことからも、冒頭にあげた存在感の大きな人が『気にしなければいいじゃん』とアドバイスをしてしまう理由も分かりますよね。
彼らは巨大な軍艦なので、スワン号が感じるような波について実感がわかないのです。
なお、ついでに説明すると『気』は時空や次元を超えることが出来ます。
どういうことか?
私たちが存在している宇宙は銀河系と呼ばれる宇宙です。
銀河系で生じた『気』は別の宇宙に伝わります。
時空を超えるとは文字通り、時間と空間を超えるという意味です。
例えば、先日メルマガで紹介した松江の神事ですが、これは約400~2,000年以上前に生じた空間のゆがみにより発生した『気』が充満していました。
もっともメルマガでは高天原の『気』と書きました。
高天原は日本神話に出てくる場所ですが、もしこれが我々の住む宇宙とは別の宇宙のことであると仮定するならば、そこ(高天原)の気が銀河系にある地球の日本の令和元年五月にまで伝わってきたということになります。
※高天原の神々が別の宇宙にあるとしたら、そこに住む神々は宇宙人ということになります
長くなってきたので、続きはまた今度にしたいと思います。