今回もエフィカシーについて書きます。
類は友を呼ぶ
人間は同じようなレベルの人と戯れます。それがその人のコンフォートゾーンだからです。一緒にいて居心地が良いのです。
エフィカシーが低いと、エフィカシーが低い人が周囲に集まります。このなかで、ゴールを見つけて、それに向かっていこうとしたらどうなるか。
書くまでもありませんね。
人は人間関係を通じて臨場感を覚えます。これが低ければ、諦めの方向に進むことでしょう。
また、ビジネスにおいて、エフィカシーの低い人に向けて持ちかけられる提案も、残念ながら、それに見合った中身となります。
最悪は、エフィカシーが低くなる集団に、ドップリと引き寄せられてしまいます。
例えば、仕事などで、○○さんお願いと頼られます。○○さんしかいないと言われます。相手はエフィカシーが低いゆえに、自助努力ではなくて、最初から○○さんに頼る気が満々です。
しかし、人の良い○○さんは。
いや正直に言うと、低いエフィカシーを埋め合わせるために、この人は私を頼ってくれた、だからこの人の期待にこたえようという気持ちになります。
例え、自分を犠牲にしてでもです。この犠牲的精神は往々にしてスコトマに隠れています。
こうして始まった事案は、そもそもあなたのwant toではありません。なので、クリエイティブに失敗する可能性が高くなります。
この結果チームの雰囲気も悪くなります。
ビジネスプランそのものも、当初に比べたら不満足なものになりがちです。そして、いつか破綻する時が訪れます。
結果、原因は○○さんのせいということで、エフィカシーを低下させて悪循環に陥ります。
これは何も、ビジネスだけではありません。恋愛関係や友人関係に置き換えても同じような現象が起こります。
共依存はその最たる例でしょう。
理由は、良くも悪くも、自分の心のレベルと同じような人を引き寄せ、その関係が、それに相応しい出来事を引き寄せるからです。
人によっては耳が痛いのかもしれませんが自己責任です。
しかし、この自己責任を理解したらエフィカシーはグッ高まります。
私の感覚としては急上昇です。
また、ゴールを持つと高まります。
縁起の書き換え
そして、エフィカシーが高まれば、付き会う人が自然と変わります。
それまでの人は、イゴゴチが悪くなるので離れていきます。もちろん途中で変化させないように画策はしますが、これについては省略します。
より正確には、同じゴールを持った人々と自然と繋がります。感覚としては、こちらから、そのコミュニティに入る場合もありますし、なぜか向こうからくる場合もあります。
無意識のうちに、自然と自分にとって相応しいと感じる人間関係に身を置こうとするからです。
これは縁起(関係性)が書き換わった為であり、実感としては気が付いたら、そこに吸い寄せられるようにして立っているというような感覚です。
住んでいる位置などの物理的な距離は別に関係ありません。というよりは、距離的なコンフォートゾーンが広がります。
島根の人が、青森まで行くでしょうし(途中、東京で落ち合う)、沖縄の人が、必要であれば岩手の人にだって会いに行きます。
コレクティブエフィカシー
私の例で説明すると、ある苫米地式コーチ達に関しては、初めてこの方々にお会いした時には、正直住む世界も違うし、眩しいというか、怖い存在でした。
コーチ補の頃の話です。
あまり表には出ない人もいますが、間違いなく活躍しているコーチ達です。とてもではないけど大部分は怖くて話かけられなかった。マジで。
プラーナ(気)からして違います。
どれくらい違うかというと、トイレで並んで立つだけで、「うわっ」と感じるくらいです。
しかし、同じゴールを共有する仲間として、ある時期、時間と空間を伴にしました。私がその場(関係性)を必要としていたからです。
おかげさまで、エフィカシーを引上げてもらいました。今こうして記事を掛けているのも、その方々のおかげです。
そして、必然的に高められたエフィカシーに相応しい人々と繋がっていきました。
エフィカシーが仲間を呼びますし、その仲間がエフィカシーを高めてくれます。これが「コレクティブエフィカシー」です。
それもこれも、全てはマインドの変化から始まります。
すべての意味ある永続的な変化は、内側で起こり外側へと広がる。
ルータイス
まとめ
・人は同じような人と一緒にいる。それがコンフォートゾーン
・エフィカシーが低いと、エフィカシーの低い人を呼びよせる。さらには出来事も。
・エフィカシーが低いと、自己犠牲をして、相手の要求に答えようとする
えてして、この関係の多くは破綻する
・恋愛における共依存も同じ
・自己責任という概念を理解するとエフィカシーは高まる
・またゴールを持つと高まる
・エフィカシーが高まれば、高いエフィカシーの人達と交わりたくなる。これは内面が変わった為で、縁起(関係性)を書き換えたということでもある。
・ゴールを共有する高いエフィカシーの場(コレクティブエフィカシー)に身を置くということである
・それもこれも全てはマインドの変化から始まる
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