先日、ものスゴイいオーラを放つ女性について書きました。
オーラとは気のことです。
ところで、この気ですが私たちも普通にもっています。
たとえば、周囲にイライラした人がいれば、その気分が伝わってきますよね。
おっとり癒し系の方が近くにいれば、おっとり気分が伝わってきます。
反対に、あなたがイライラしていれば、その気分が周囲に伝わっています。リラックスしていれば、安心感が(あなたが意図しなくても)伝わっています。
さて、この記事では気という表現をしていますが、これは今風にいえば情報のことです。
イライラした気分は、イライラ情報で、おっとり気分は、おっとり情報です。
わたしたちは、もともとこのような情報を、言葉をつかわずに他人に伝達する能力をかねそなえています。繰り返しますが、その証拠が気分が伝わることです。
では、気分以外の情報も伝えることができるのでしょうか?
答えはイエス。
少し練習が必要ですが、気分以外のたとえば、『あなたのことが大好きです』『わたしはスゴイ人間だ』『(相手の)病気よ治れ!』などの情報を相手に届けることができます。
人気のあるファッションモデルは、この技術を駆使しています。
もっとも、ファッションショーが行われる会場は、すでに独特の雰囲(気)がすでに醸し出されています。この状態では、モデルさんの気分や自己イメージが観客に届きやすい。
感の良い方はお分かりかと思いますが、観客のR(現実)がモデルさん(厳密にはファッションショーのオーガナイザー)によってゆらがされて、心の状態が書き換えられやすくなっているためです。
心の状態が書き換えられやすいとは、『モデルに魅了されてしまいますよ』という意味です。
同時に、人はそのモデルに対して親近感をいだいています。
前置きが長くなりましたが、あなたがこの技術を使うコツがあるのでしょうか?
それは第一にリラックスすることです。息を吐くときに、身体を緩めるだけでかなりリラックスできます。
次は、楽しい気分をまとうこと。
具体的には、過去の楽しかった記憶を思い出して、その時の楽しかった気分を今に再生します。
楽しかった記憶を思い出しながら、決めセリフを考えます。たとえば、『わたしはいい女だ』『わたしはイケている』などのセリフです。
楽しかった記憶を思い出しながら、この決めセリフを発していくと、楽しい気分がバーンとよみがえってきます。
またセリフを発すれば『いい女であるわたしの』イメージも生成されます。
セリフ、気分(感情)、イメージの三位一体が揃えば成功です。
時間がある時に『わたしはいい女だ』という決めセリフを唱えて、気分をまとって、イメージをいだく練習をしてみてください。
そして、リラックスした状態で、気分とイメージをまといながら、たまに相手の目をみて話します。
するとなんと!
相手の無意識に、あなたが伝えたい情報(この場合は、『わたしはいい女だ』)が伝わります。