ホメオスタシスの抵抗

ホメオスタシスの抵抗

アファメーションやセルフトークのコントロール、ビジュアライゼーションを実施していく過程でホメオスタシスの抵抗を受けます。

 

ホメオスタシスとは恒常性。

 

今まで通りの自分を維持するために揺り戻しを仕掛けます。

 

今の私も久しぶりに絶賛この状況です。

 

ホメオスタシスの抵抗はバリエーションに富んでおり、ネガティブなセルフトークが噴出したり、ヤル気を失ったりします。

 

裏を返せばセルフコーチングが効きまくっているということ。

 

時間さえあればアファメーションを読んだり、ルータイスさんの音源を聴いたりしています。

 

おかげで英語のリスニング力が大幅に向上しました。ルータイス氏の情報場にアクセスできているのか、大分細かい話も理解できるようになりました。

 

このような作業を繰り返していくと、最初は徐々にマインドがアップしていく感覚でしたが、ある時ネガティブな方向に向いていきました。

 

大概の人は、この点でセルフコーチングは効かないと諦めてしまうでしょう。しかし、抜群に効いているからこのような反応を引き起こします。

 

このままだと『ヤバいぜ』と変化の兆を察知したホメオスタシスがこれまでの在り方を変えさせないように作動しているのです。

 

しかし、続けて行けばホメオスタシスは逆に作動しだします。

 

さて、ネガティブなセルフトークは、自分の中にもまだこんな考えがあったのかと驚くと同時に、意識に上がったので修正を図ります。

 

セルフトークは自己イメージに基づいて発せられます。

 

ネガティブなセルフトークが出てくるとは、まだまだネガティブな自己イメージがあったということでもあります。

 

修正していけば自己イメージも変わっていき現実も変化しだします。

 

 

なるほど、これが自分の変化を妨げていたのだなと俯瞰して観ることができます。

 

このネガティブな流れに対して有効な対処法がラべリング。

 

ラべリングはゴールと関連があればT、関連なければNil,雑念であればDと貼り付けていきます。

 

ゴールが叶うわけないという雑念が上がれば即座にDと貼り付けます。

 

プラスの情報を入れていく時に、まるで底に溜まった泥水が出ていく感覚です。

 

セルフトークの第3段階であり、『こんな人生もう嫌だ、変えてやる』という誓いです。

 

決して嬉しい感覚ではありませんが必要なプロセスです。

 

大きな変化や成長には『痛み』が伴います。それまでのゲシュタルトが崩壊して行くから当たり前。

 

この痛みを通り越すと、セルフトークが『次は、こうしよう』という建設的な段階に進んでいきます。

 

これがセルフトークの第4段階で、ホメオスタシスが逆に働いた時であり、ゲシュタルトがゴール側と再統合していく時です。

 

このゲシュタルトが再統合して秩序をあるべき姿として形づくろうとする時に、エネルギーやクリエイティビティ―が生まれます。

 

またRASがオープンになりゴール達成の方法も無意識が見つけてくれます。

 

無意識は賢く、閃きとしてこんな方法があったのかとinvent on the wayで教えてくれます。

 

絶体絶命のピンチと思えたことでも、その手があったかと言わんばかりに華麗に答えに導いてくれる無意識の処理には感動を覚えます。

 

人間の能力は凄いと感じます。

 

ゆえにゴールが叶った世界をコンフォートゾーンとして生きていれば、その世界がゲシュタルトに統合されて、ホメオスタシスの力でゴールを叶えていくように無意識がエンジンをかけてくれます。

 

このような人間の本能をプラスに活かしていくと人生も楽しくなります。

 

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