スコトマでした!
昨日のFBでも書きましたが、約20年ぶりにガチでキャッチボールを行ないました。
子どもの頃に、使っていたグローブをカバンに入れて滋賀県の彦根市へ。カバンを開けるたびに遠足かよ!と一人で突っ込んで、笑っていました。
それはそうと、最初の方は上手く投げられない。10メートルくらい離れているだけで、ボールが狙い通りのところに行かない、届かないで散々でした。
力を入れると力んでさらに、変な球になる。
そこで、野球に通暁している、小出大輔コーチに「子どもの頃に、スリークオーターで投げて、いたんですけど少年野球で矯正されられました」と話しかけました。
※ななめくらいから投げる投法
小出コーチより、「スリークオーターが人間の本能です。野球カードを思い出してください、プロの投手は腰をひねっているだけで、腕はスリークオーターですよね」と返ってきました。
つまり、私は元来人間の本能に則った、もっとも投げやすいフォームで投げていたけど、いつの間にはカタに押し付けられていたということ。
その記憶が蘇ってきて、今回もオーバースローで投げないといけないという思い込みに囚われていました。※真上から投げる投法
その思い込みが小出さんの一言で外れました。物理的には、小出さんには指一本触れられていません。
たった一言で覚醒しました。
言葉という情報が、カラダ(という情報)を書き換えたのです。この場合は言葉の方が抽象度は高く、カラダという物理の方が抽象度は低いです。
情報は物理を書き換えます。
実際に、少年野球でフォームを矯正された結果、ボールが投げられなくなりました。また、ホメオスタシス(恒常性)が働き、スリークオーター投法に戻りましたが、その度に監督やコーチから腕が下がっているぞと注意を受けました。
結果は、どんどん下手になっていき、楽しかったはずの野球が嫌になり止めてしまいました。
変な投げ方だと肩を壊すと指摘されたので、オーバースローに矯正したのも一因があります。
しかし、実際はもともと人間には不自然な投げ方なので、そっち(オーバースロー)の方が肩を壊すリスクがあると教えて頂きました。
今でも多くの野球関係者が勘違いしているかもしれません。
他には、練習中には水を飲んではいけないとか、海で泳ぐと方が弱くなるから泳いではいけないなどの不文律があったと思います。今ではさすがにないか・・・。
さて、実際に幼少期ののびのび野球の感を取もどいした私の球は?
勢いを取り戻しました。
イメージしたとおりにボールが走りました。また力を抜いても楽に早い球が投げれるようになりました。
約20年ぶりというのに、カラダが往年の体感を覚えていました。
子どもの頃は、小太りで筋肉なんて無いに等しいような体つきだったのに、自分でもビックリするくらいの球速でした。
旅行先のある公園で、見ず知らずの大学生とキャッチボールをして、小3だけど、6年生と勝負しても絶対に勝てると言われて、えへへと悦に浸っていた頃を思い出しました(笑)
※当時は、斎藤と言えば、当時の巨人のエースの斎藤雅樹投手か俺かくらいに感じていました(笑)
今思えば、イメージで受け手の小出さんが、実際の補球位置よりさらに遠くいるものとして投げれば、もっと速い球が繰り出されたであろうと推測します。
※ゴールは遠ければ遠い方がエネルギーも湧くと同じ原理です。
また、先日紹介した高畠さんを追悼する記事で、「プロ野球の選手でさえ、コーチにカタを押し付けられた結果、潰れてしまうケースが結構ある」ということも納得しました。
実際に、高畠さんは選手毎に教え方が真逆のケースもあったそうです。コーチと選手の関係性の中に、改善点があると経験からご理解されていたのでしょう。
さて、この経験から、カタを信望すれど、前提から間違っているケースが案外あるのではないかと気づきました。
英語教育
中学生くらいまでは楽しく勉強していたのに、高校になると文法や読解がややこしくなり嫌になるケースが多々あるようです。
塾でアルバイトをしていたことがあるので、その辺は下手な先生よりもよく分かります。
さらに、私はもともと英語が全く駄目だったのですが、勝手に方法を見つけて学んでき実績があります。
今思えば完全なinvent on the way 方法を発明するでした。
高校英語になると形容詞の叙述用法、等位接続詞など、英語に関する知識知るように仕向けられます。
またSVOとか言って、暗号解読になり、余計に意味が分からなくなります。
かつ生徒によっては英語の先生が嫌いだから、英語が嫌いになるという負のスパイラルが。
まあ、この負のスパイラスに関しては全く同情しませんけど。だったら自分で方法を見つけろよと言いたい所ですが、その発想自体がスコトマに隠れていることでしょう。
一方で、私は英語のように日本語を理解すればイイヤと閃きました。私がご飯を食べるではなくて、『私は食べるご飯を』と言った具合です。長文でも、前から逐次翻訳のように意味を捉えて、大意を把握すればいいやと考えていました。
英語の論理構造として、しかるべきところには、しかるべきことが書いてあると割り切っていました。
ゆえに、答えは既に書いてあるみたいな。
なぜ勝手に英語の学習法を見つけたのかというと、中学校の先生が、実は誰でも英語圏に行って、英語を使わないといけない状況に放り込まれたら勝手に身に付く。そういう本能があるから、中学や高校で英語が分からなくても悲観する必要はないと、サラッと教えてくれたからです。
私はこの本能というところに着目しました。
そして、たまたま本屋で英文読解は、難しい用語や高等テクニックを知らなくても、勝手に英語の語順で読んでいけば、自然と意味が把握できるようになる。あたかも文部(科学)省に喧嘩を売っているような参考書を見つけました。※当時は文部省。
そのトレーニングを繰り返しおこなえば本能で身に付くと書かれており、実際に身に付きました。
ついでに言うと、英単語も定期テスト前くらいしか書いて正しいスペルを覚えようとしたことがありません。ある方法で、8000語くらい覚えました。
ある方法とは、毎日単語を眺める。覚えようとせずに、ともかく手が空いた時に何度も見る。そうすると不思議と3か月くらい経過したところで単語の意味を覚えています。
今思えば変性意識が強化されて、イメージが頭に張り付いたと説明した方が合点が行くでしょうが。
この方法も本能です。そりゃ何度も見ていれば、覚えまんがな。
しかしながら、どうでしょう。もしかしたら本能に逆らった、理論やメソッドが独り歩きしているかもしれません。
その前提大丈夫?
野球のオーバースロー問題についても、オーバスローが正しく、その他は邪道。だけど、その根拠は、それを強いる監督やコーチもそうやって教わって来ただけ。
英語に関しても昔からそうだから、そうなのだではないでしょうか。
言い換えれば、間違った方法でも年月が経てば、権威になってしまう。だけど、一般の人はそのことがスコトマで気が付いていないという事例が多々あるのではないでしょうか。
ゆえに、学校で習う方法が正なので、英語の先生が嫌いな成れば英語が嫌いにあるか、好きになるかの2択しかなくなるのです。自分でクリエイティブに方法を見つけようとは、思いつかないし、思いついたらいけないと心のどこかでブロックが掛ってしまうのではないでしょうか。
その状況をコンフォートゾーンとして、皆が共有してしまっています。
他にも、ピアノでもサッカーでも、算数でも探せば同じような事例が上がってくることでしょう。
シンプル イズ ベスト
何が言いたいのかというと、ものごとはシンプルで本能から流れているということ。
コーチングにしてもシンプルです。正しいゴール設定がハマれば、エフィカシーも勝手に上がるし、勝手に動き始めます。スコトマだって、外れる方向に向けて本人は動いて行きます。
その背後には、本能、言い換えれば、ホメオスタシス(恒常性)を味方につけるからです。
この説明でも長く、シンプルにゴール設定の一言につきます。
しかし、人によってはゴール設定から目をそらして、その他の方に目を向けて、野球や英語の例のように、下手になるように進んでいっている人がいるのもまた事実です。
そう言う方は、コーチングを学べば学ぶほど、苦しくなってくる事でしょう。なぜそう言い切れるかというと私がそうだったからです。
まあ、この話は置いといて。
要点は、ものごとの本質はシンプルなりやということ。
まとめ
・その理論や方法は大丈夫
・ものごとはシンプル
・情報は物理を書き換える
・コーチングはゴール設定
小出大輔コーチ
ジャイロボーラ―コーチング
http://daisukekoide.com/