コーチングは効くのか?
当ブログをご覧の方は、そんな疑問を持たれている方も多いでしょう。
今回は一例として、自己イメージの変容を、私が主催するお茶会の金額をベースに自分の体験を振り返りながら書き記します。
金額であれば多くの方が臨場感を抱きやすいと考えます。
1年前に大阪でお茶会を実施しました。金額ベースだと90分で価格は1,500円。今思えば安すぎです(笑)
その頃は妥当だと思い込んでいました。
時給900円のマインドゆえに、自分が価値を生み出すという発想に乏しかったです。
いや価値を生み出すとは知っていましたが、それを実現できるイメージが浮びませんでした。
その時の自己イメージは、その程度だったのだなと振り返ります。
では、その自己イメージに連動した、お客さんが来たかと言うと、実のところ来ませんでした。
正確には申し込みはあったけれど、ブッチされました(笑)
今振り返れば、それは当然の発想です。
上にあげた程度の自己イメージの人物にお金を掛けて、かつ時間をかけて会いたいとは思いませんよね。魅力がないのです・・・。
良く商売で、価格を下げてしまう傾向がありますが、よほど気を付けないと自分で自分のセルフイメージを下げてしまってないかと心配になります。
お客さんの無意識は、商品そのもの以外にも感じています。
今は当時から比べると10倍の価格設定にしました。
当時から見るとお茶会で15,000という価格設定。ある意味、現状の外側の価格でした。
※もっともっと上がりますよ。
そんなことが可能なのはマスターコーチ、スター性のあるコーチだけだと思っていました。
田舎者の自分が相手にされるのか?と疑問に思っていました。
と言うよりも想像が出来ませんでした。
想像不可。
余談ですが、初めて先輩コーチとセミナーをさせて頂いた時に、参加費が20,000、親睦会も20,000~30,000だったような記憶があります。
当時の私の常識よりも桁が一つ違いました。
「スゲーこの方は別格だ、こんな世界もあるのか」と思い知らされました。
しかし、紆余曲折を経て、私のセミナーやお茶会も価格が上がって行きました。結果、お茶会に関しては、価格が10倍となりました。
募集をしてみると反響がありました。ありがたいことに毎回、結構早めに定員が埋まります。
価格が高いとお客さんが付かないというのは完全に私の思い違いでした。これをスコトーマ(心理的盲点)と言います。
また当然、価格が上がるにつて、それなりのコンテンツが求められます。当然、それ以上の価値を届けようというマインドセットになります。
※ゴールによって一概には言えませんが、コーチングに真摯に取り組んでおられるコーチは自己イメージが高まるので、セミナーもお茶会もセッションも金額が上がっていくように見受けます。同業としてそう感じます。
また価格が高いのはお金儲けのためだと思われるかもしれません。そこは100%否定はしません。しかし、それ早計と言うもので、であれば単純に多くの人を呼び込み定員を多めに設定します。
実際は逆で、いかに見込み客が来にくくするのか。
ハードルを上げるという真逆の発想です。
しかし、価値が高い分だけ安売りは出来ませんし、私の生命時間も限られているので、そこに価値を見い出せない方と場を共有しても仕方がありません。
このような真逆の発想をするようになったのは、私が駆け出しの頃に、ある方より見込み客の都合や要求に合わせるのではなく、自分の自己イメージ(エフィカシー)に惹きつけるようにしなさいとご助言を頂いたからです。
そんな考えはスコトーマに隠れており斬新な発想でした。
この体験も強烈で、自己イメージが書き換わりました。
これもコーチングを通じてそのような方と出会ったからです。出会わなければ、世間一般で崇め奉られているお客様は神様ですという発想に雁字搦めとなり自分で自分の首を絞めていたことでしょう。
以上 ごく小さな例ですがコーチングの効果を書いてみました。
自分で価値を創造して、それに関心を持き、対価を支払って頂くという事を学びました。