自分を騙しだまし生きていると、そのうち感覚が無くなってきた


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世の中を見渡しても本当はこうしたい、ああしたいという願望があるにも関わらず、それを無かったこととして無理やり押さえつけている人は案外多いのではなかろうか。~すべきと言われ続け、世の中の常識に洗脳されて苦しんでいる人のことである。

本音ではAという行動をとりたい。無意識からもそういった衝動が上がってくる。だけど、建前上、世の中の価値観に合わせなければならない。合わせている自分が自分らしいと騙しつづけて、そのようなセルフトークを展開している。その結果、体調を崩す、抑うつ状態に陥る。まさに認知的不協和ではないか。

本心ではAという現実を望んでいるのに、社会に合わせて全くの別のBという現実に合わせようとする。ちなみに、Bに合わせようとすることを大人に成るというらしい。
自分が心から望んで上手くBを選べばよいが、上手く適応できなければ間違いなく心と体調を崩す。けど、心から望んでBを選んでもやっぱり他人や社会から与えられた価値観であることには間違いない。

自分を騙しだまし生きていると、そのうち感覚がなくなってくる。嬉しいことがあっても、悲しいことがあっても心は常にフラットな状態。感情を感じられなくなる。こうなってくるとマズい、いつか何らかの形で爆発する。あなたの感覚は大丈夫ですか。

まずいと思ったら写真の方を思い出してほしい。


2015-08-15 | Posted in コーチング, こころの病, 神経症Comments Closed 

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