すばらしい芸術作品に触れた時、身体に電気が走るような不思議な感覚を覚える時があります。
音楽にしても心を持っていかれる時があります。
両方とも、作者の魂が心の奥深くにまで浸透してきて揺さぶられます。
心身ともに充実してすごく元気な人がピアノを弾くと、聴いている人も元気になります。それは演奏者の『気』が、音楽を通じて聴く人にも伝わるからです。
さらにより高い抽象度で考えるならば、楽曲には作曲者のエネルギーが込められています。演奏家はその作曲者のエネルギーをとらえ、楽器を演奏することで、そのエネルギーを空感や聴衆に伝えることが使命なので。
真のアートに触れたとき、雷に打たれたような衝撃を受けたり、まるで天にも昇るような幸せな気持ちを味わたりできるのは、音楽や絵画などの芸術作品を通じて、作曲者や画家のエネルギーを受け取るからです。作曲者や画家の肉体はすでにこの世に存在しませんが、彼らの生命エネルギーは作品の中で永遠に生き続けます。そして、時間や空間を超えて、その限りない生命エネルギーを多くの人に与えることができる。それが真の芸術です。だからこそ、アートは偉大であり、素晴らしいものなのです。
苫米地英人著『聴くだけ!クラシック音楽で脳が目覚める』徳間書店
この感覚は真のコーチと出会ってしまった時にも感じます。
コーチが前にいる、ただそれだけでコーチの『生命エネルギー』が伝わってきます。
下手をしたら会わなくても『音声を聴いたり、動画を観たり、はたまた思い出すだけ』で生命エネルギーが伝わります。
私はコーチングの本質は『生命エネルギー』のやり取りであると考えています。
エフィカシーと言い換えても良いでしょう。
私の印象に残っている最近の事例を紹介します。過去には故ルータイス氏に会った時のエネルギーもありますが、今回は直近の例を書きます。
CYC 超ヤバいコーチです(笑)。
最初のコーチは、私がコーチ養成講座に通った時に出会ってしまいました。
当時の私は、コーチ養成講座に通うくらい追い詰められていました。そのくらい切迫していたからこそ通いました。
街を歩けば『他人が幸せそうなのに対して、私が思いっきり劣っている』ような感覚を覚えていました。とくに一番ヤバかったのは中高生とすれ違合うと、思いっきりエネルギーを当てられる感じで苦しかった。
『自分もあんな時があったな』と過去の良かった頃の記憶ばかりが蘇ってきました。
生命エネルギーの低下です。
そんな状況の中、そのコーチに出会った。
しばらくの時間、場を共有していたら『いいのよ、いいのよ』という声が心の中に聞こえてきました。ただの幻聴だったのかもしれませんが、そんな声が聴こえてきました。
夢の中にいるような、でも抓ったら痛い。夢なら覚めないでと思うと同時に、そのコーチから伝わる生命エネルギーを浴びたのか元気を取り戻しました。何となく未来が見えてきました。
次のコーチとは、昨年秋、久方ぶりに会った時でした。コーチは誰もが認める、とてつもなく凄い方です。
CYC中のCYC。
この方と会って、『お久しぶりです』と挨拶をして5分くらい経過した後、圧迫されるような体感を覚えました。
その時、私はそのコーチの講義を聴いていたのですが、イスからひっくり返りそうになりました(笑) 力ずくで押し上げられそうな凄いエネルギー。
ノートを取るどころの騒ぎではありません。事件でした。
ただ、ひっくり返ったら、コーチ仲間から『斎藤コーチはやっぱり変な人(笑)だ』と思われるのが嫌で、両手で椅子の縁をもちながら必死に姿勢を正していたのを覚えています。
今振り返れば我慢する必要はなかったなと。だって周りも変な人ばかりだったし(笑)
むしろ『生命エネルギーを浴びると、このように圧倒されます。コーチングとは生命エネルギーのやり取りです』と身をもって体現すれば良かった。
人間鍛えればそこまで行けるのかと思った次第です。きっと、もっと現状の外に邁進されるのでしょう。
最後の方は、最も直近である場を共有したコーチです。
ある場でのイベントが無事に終了して、ホテルに帰って就寝してからの午前3時ごろ。
第一チャクラと呼ばれる部位が、なぜかジンジンして計測不可能なエネルギーを感じました。目覚めてからも軽やかで10代の頃並みの身体の軽さを体験しました。
私は子どもの頃から、体質的に結構疲れやすくスグに横になってしまいがちです。
がしかし、この方と会う時は全く疲れない。
私人生七不思議の一つです。
その時は島根県から400キロくらい離れた場所にいましたが、『歩いても帰れるんじゃね』とすら思ったほどです。さすがに次の日に用事があって歩いてはいませんが。
と同時に、抽象度が一気に高まって、IQがものすごく向上した感があります。
頭がさえ、よりクリエイティブになった感覚を覚えます。
苫米地博士が言われる、A次元に広がる自分情報にアクセスしてしまったような。私の使命というか、やるべきことの輪郭が見えてしまいました。
『A次元の自分の意思が、言語という4次元の抽象度に変換された』ものでしょう。
と同時に、その声が聞こえたときが、人が4次元空間で果たすべき自らの役割を知る瞬間でもあります。
苫米地英人著『夢が勝手にかなう脳』biz講談社
なお、ブログ記事はインスピレーションとして直感で降って来たものを言語に変換しています。
かねてよりこの方のことを『歩く神社』と呼んでいましたが、『歩く大社』の方が的を得ているような気がします。
さて、以上の体験から分かることは、私がこれらのコーチの生命エネルギーに触れたがゆえにもたらされた心身の変化であり、内部表現の書き換えです。
もちろん単に物理的に出会ったのではなく、この方々と私との間に何らかの臨場感の共有(場の共有)があって、それゆえにホメオスタシス同調で生命エネルギーが伝わって来たのだと分析します。
やはり、コーチングとは『生命エネルギー』のやり取りであり、優れたコーチはその塊でであることを思い知らされました。
『元気があれば何でもできる』ではありませんが、『生命エネルギーがあれば何でもできる』です。
※繰り返しますが、エフィカシーと換言可です。
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