どんなことにでも感動を見つけていくという姿勢


ある方が30代の前半で億を超える借金を背負ってしまったそうです。

 

今から40年近く前の話で、普通に生きていけば金額返済のメドも立たない。

 

なので物価が安かったインドネシアに移り住み込んで暮らしたそうです。

 

 

 

その際に呼吸の秘伝を覚えて意識を変容させて自己洗脳に使えると体感したそうです。

 

今はこの技術を利用してある精神疾患の方への治療を専門にされています。

 

それはさておき、その方が絶望に立たされた時に、『今後は、人生においてどんなことにでも感動』を見つけていくと心に決めたそうです。

 

自分から能動的に感動を見つけていくという姿勢です。

 

10年前にご本人から直接この話を聞いた時には、その意味が良く分かりませんでしたが、

今この考えはとても大切だなと感じます。

 

とかく私たちは感動をある特定の場面、例えば、美談を聞いた時や、良いストーリーの映画を見た時だけに覚えます。

 

言うならば与えられた感動。

 

しかし、そうではなく日常の些細なことにでも感動を覚えていく。

 

感動は感情から起こります。

 

 

私は感情というと何か悪いこと、恥ずかしいこととして捉えていました。

 

だから論理がカッコ良いものとしてそちらに走ってしまうのです。

 

コーチングもそうです。

 

最初の頃は理論にばかり走っていました。理論に掠め取られる。

 

おそらくこの記事をご覧の方でも頷かれる方が多いのではないかと思います。

 

でもある時、感情こそ大切であると、実際にコーチングを運用するにあたって気が付きました。

 

理論を作動させるためにはエネルギーが必要であり、感情はそのエネルギーになります。

 

より詳細には感動によって運動系の脳内物質であるドーパミンが放出されます。

 

ドーパミンはやる気引き出します。

 

例えば、ゴール側の臨場感が、現状の臨場感よりも強烈になってくると認知的不協和という状態に陥ります。

 

この時に物凄い違和感やイライラ、または感情の波を覚えます。

 

『こんな現実はもう嫌だー』という怒りの感情が推進力となり、よりしっかりとセルフコーチングを実施します。これにより心の内側(マインド)にとっては、ゴール側の世界が本当だと解釈されるので、外側はそれに辻褄を合わせるかの如く行動に駆り立てられます。

 

ビジュアライゼーションという理想の世界を映像化する技術があります。これも単に映像を眺めているのではなくて、その世界にいる自分に感情をかぶせていかなければなりません。

 

アファメーションも文章を読んだら、映像とともに感情が湧きたたなければなりません。

 

感情によりドーパミンが流れて理論に魂を吹き込みます。これが体感へと繋がります。

 

話は戻りますが、日々の生活で主体的に感情を味わっていくからこそ、それがエネルギーとなるのではないかと思います。

 

 

 

先ほども申しましたが、誰かが感動を与えてくれるのではないかと、他人をあてにします。雛鳥のように口を開けて待っているだけです。

 

しかし、お分かりかと思いますが、それでは効率が悪い。

 

だったらどんな些細なことにさえも感動を見つけていく。そうすればきっと人生が楽しくなると思います。

 

そしてやがては感動を与えていく側になっていく側に進化すれば、人生の可能性はさらに広がって行くでしょう。

 

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2017-03-05 | Posted in コーチングNo Comments » 

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