今回もセルフエスティームについて書きます。
残念ながら、日本社会のセルフエスティームは低いです。
東洋経済ONLINE 2017年08月22日
これは個人の問題というよりも社会全体が抱える病理だと考えます。
そんな中で、あなたは自己評価(エフィカシーとセルフエスティーム)を高めてゴールを叶えていきたい、だから、このブログを読んでくれているでしょう。
しかし一方で、あなたの自己評価を下げてくる人がいませんか。
コーチングにおいて、そういった人々はドリームキラー(夢を潰す人)が代表例ですが、MRCではエネルギーがバンパイアと呼びます。
エナジーバンパイアは、ゴールについて何も言わなくても、自然体であなたの自己評価を下げる人であり、他人を貶す名手で、周りの人の欠点や短所、無能さをあげつらうことが好きで、他人の価値を認められません。
その理由は、価値を否定され続けてきたための感情障害の結果です。
一方で、エナジーバンパイアはあなたより、自分の方が偉いと思いたがっています。
そういった臨場感空間を作り上げ、あなたがその世界の住人になることを望んでいます。
臨場感空間とは、あなたが臨場感を感じている世界です。
人間にはホメオスタシス(恒常性)という機能が備わっており、怪我をしてもカサブタができて治るのもこのためです。
このホメオスタシスは身体のみならず、心の世界にも作用します。
例えば、あなたに好きな人がいて、その人にアプローチしようと思っても、『やっぱり止めた』と臆病風を感じたケースがありませんか?
良くも悪くも、今の慣れ親しんだ状態に押しとどめようとホメオスタシスは作用します。
今の慣れ親しんだ状態こそ、あなたにとって一番臨場感が高い世界だからです。なので、ホメオスタシスは臨場感の高い世界と縁を結びます。
余談ですが、わたしが住むしまね県は縁結びの神様で有名です。この縁結びの神様の正体こそホメオスタシスだと考えます。ホメオスタシスを制すれば、恋愛で苦労することありません。詳細は、別の機会に譲りましょう。
さて、本題に戻りましょう。先ほど、ホメオスタシスは臨場感の高い世界と縁を結ぶと書きました。
そして、それは他人から仕掛けられて臨場感でも同じであり、エナジーバンパイアが作り出した不安定な世界もしかりです。
とくに自己評価が低いと、彼、彼女たちが作り出した臨場感にあなたの心も同調しやすいです。
例えば、エナジーバンパイアに自己評価を押し下げられても、自分が悪いと感じてしまいます。DVを受けていても、『わたしが悪かった』と考えてしまう女性はその典型例です。
これを『洗脳』と呼びます。
わたしたちはエナジーバンパイアの作り出す世界に支配されてはなりません。自己評価を下げられるわけにはいかないのです。
誰かの行動が、あなたの感じ方に影響を与えられるべきではありません。自分の感情は自分でコントロールするのです。他人に今日の気分を決めさせてはいけません。
あなたがどう行動するかも、どう振る舞うかも。あなたがどんな人間で、どう行動すべきか、内なる自己イメージを他人に変えさせることを許してはいけません。
ルー タイス (著), 吉田 利子 (翻訳) 『望めば、叶う』P109。
あなた自身を守ってくれるのがあなたのゴールです。
あなたが臨場感を感じる世界は、あなたのゴールから観た、あなたの今あるべき自分のイメージ(自己イメージ)の世界です。
その世界であなたの周囲にいるべき人は、きっとあなたの自己評価を高めてくれる人であることに間違いないでしょう。
あなたがこのブログ記事を読んでいてくれていることこそ、あなたのゴール側の臨場感にホメオスタシスが縁を結びだした証拠です。
アファメーションやセルフトークのコントロールを駆使して、あなたのゴール側の臨場感をどんどん高めていきましょう。
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