他人と話している際に、全く話がかみ合わない場面がありませんか?
たとえば、取引先の男性と話をしている時に、いきなりデートの話を持ち掛けられてたりΣ( ̄ロ ̄lll)
最近知り合いになって、友達だと思っていた人がいきなり、ネットワークビジネスの話をしはじめたり(-_-
職場の上司(オジサン)が、親戚のオジサンみたいに、あなたの趣味や家庭環境などの個人情報に関わることを聞いてきたり(;´Д`)
こういったことが起こってしまうのはフレームに原因があります。
フレームとは(無意識にしてしまう行為を含んだ)認識の枠組みのことです。
具体的な例を示すと、
お正月に会った人から『明けましておめでとうございます』と挨拶をされたら、あなたは無意識のうちに腰を折り、『明けましておめでとうございます』挨拶をかえすことでしょう。
フレームは、この新年の挨拶のようなもの。
実は、人はその場面、場面にあわせて最適なフレームに基づいて行動してしまいます。
なぜ、そんなことをするのかというと、脳にとってはその方が省エネになるからです。
人間は横着な生き物なので、無駄なエネルギーを使いたくないのです💦
なお、外国人に同じようにしても、相手の反応は鈍いでしょう。
それは外国人は日本式の新年の挨拶というフレームをもっていないからです。
自分がもっていないフレームは作動しません。認識のしようがないですから。
さて、冒頭の例に話を戻すと、
あなたは仕事というフレームで、取引先(男性)と会いました。
しかし、その男性は本来は仕事というフレームを選ぶべきところを、ナンパというフレームであなたに接してきたのです。
また、あなたは友達という認識(フレーム)でその人に接してきたのに、相手のフレームはビジネスでした。
上司の場合は職場であるにも関わらずに、なぜか親戚というフレームが誤作動してしまったケースです。
このように、お互いのフレームが違うと、コミュニケーションに齟齬が生じます。
あなたに伝いことがあって一生懸命になっても、全く相手に話が伝わらないということが起こりえてしまうのです。
清水の舞台から飛び降りる覚悟で、告白したら『ごめん、君のことは異性としてみれない』みたいなケースも含みます。
お互いに名称は同じフレームであっても、男性と女性では定義が違う場合もあります。
たとえば、『相談』というフレームです。
女性にとっての相談の意味は、『わたしの話を聞いてほしい』です。
しかし、男性の場合は『俺のアドバイスを聞け!』です。
このギャップが、男と女は分かり合えないという事態を引き起こします。
長くなりましたので、続きはまた今度