影響力のある人の意見が正しいのでしょうか。
例えば、その世界や業界で影響力のある人が、一言、二もの申せば、そこに親近感を感じている人は、すぐに信じてしまいがちです。
これは聞いた話ですが、かつてある方がコーチングを受けたそうです。そこで、コーチ(苫米地式ではない)に現状を超えたゴールを伝えたそうです。
そうしたら、それは現実的では無いから辞めた方がいい。出来ることからステップバイステップで、こなしていきましょうとアドバイスを受けたそうです。
それでも、アドバイスに反論したり、沈黙をしたりしたら、すぐにやる気がないと捉えられて、セッションを打ち切りますか?と告げられたそうです。
結局、その方のゴールはコーチに遠慮して無かったものになってしまったそうです。
このような例だけではなく、例えばある分野の成功者に相談に行っても、肯定的なアドバイスをもらえない時があります。
全ての人ではないですが成功者になると、いわゆる守りに入ってしまうのではないかと考えます。
成功者としての地位を守りたい、そこに現状維持が働きます。またスコトマも多々あります。
成功者=高い自己評価?
成功者と自己評価の高さは、必ずしも関係しません、成功者になってしまったがゆえに自己評価が低下してしまったということも考えられます。
一番最悪なパターンは自己評価が低くても、成功者に祭り上げられてしまった人に、アドバイスを仰ぐことです。
相談した側は、成功者=権威者として捉えてしまって、疑うことなく、そう言った人物のアドバイスを真に受けてしまいます。
自己評価が低いと、自分の考えを肯定してもらっていないと落ち着きません。
他人からちやほやされたり、自分の考えを押し付けたりすることによって自分の評価を維持しようと試みます。
なので、無理にでも自分の考えを押し付けようとする傾向があります。
目的は、自分の自己評価のレベルに相手を押し下げようとするためです。そうやって、心の安定を図りたいのです。
とかく人間は、自分の頭では考えたくはない生き物です。それゆえに、相談した側は自己評価を下げるアドバイスやご意見を鵜呑みにしてしまいがちです。
その背後には、ミラーニューロンやホメオスタシス同調が関わっていると感じます。
誰に相談するか?
誰の言うことを聞くのか、それは究極には自分です。より正確に言えば、ゴールを達成した自分の言うことを聞いてください。
それは時として、感として降ってくる場合があります。私の経験からして、一時的に、間違った選択をしたように思えても、後になって考えれば、ゴールから見れば全ては必然だったと納得することが多々あります。
その選択は全て最高の選択なのです。
世の中には絶対的な基準はありませんが、自分にとって最高の選択が、最高の人生を切り拓いていくのです。
また、コーチの言うことも絶対ではありません。それに、囚われてはいけません。
コーチはあなたがゴールを達成するために存在します。それゆえ、コーチを有効活用して、ご自身に納得のいく答えを見つけてください。
コーチングは、ご自身で最高の答えを見つけていくものです。
最高の方法を知っているのは、いつでもゴール側の自分です。そのためには、ゴール設定が必要不可欠です。
まとめ
・権威者のいうことを疑う姿勢も大事
・成功者は、守りに入ってしまうこともある
・自己評価が低いままに、成功者に祭り上げられてしまった人の意見により、自己評価を下げられてしまう場合がある
・ゴール側の自分からの意見を信じる
・それは時として、感として振ってくる
・自分にとって最高の選択が最高の人生をつくる
・そのためにはゴール設定が必要不可欠
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