今回は気について書きます。
本当は動画にしようと思ったのですが、上手く撮れなかったので文字にします。
なぜ気について書くのか。
私も苫米地ワークスで気功を学びました。
また地元のセルフコーチング非言語特修班で気功の指導をしています。
非言語特修班というと軍隊のようなネーミングです。
実は私はすぐに辞めてしまいましたが新卒で軍隊のような所にいました。特修班はそこの呼び名から付けています。
最初は特別班でしたが、特修の方がしっくりくるので名称変更しました。
さて、その組織には軍隊みたいゆえに、自衛隊から転職してきた人、武道を嗜んできた人がいました。
私が不思議な感覚を覚えたのは、なぜかその人たちの言うことは同期にも、上級生にもすんなり通る。
軍隊みたいな組織ゆえに上級生は神です。それくらいの縦社会ですが、武道を嗜んできた人や自衛隊の特殊部隊上がりの人は一目置かれていました。
当時、この現象は何なんだろうと不思議に思っていましたが、今振り返ると気による内部表現の書き換えです。
事実、私が所属する分隊の分隊長は空手の有段者で、しばしば気の話をしていました。実際、分隊の頭を任せられるくらいですから影響力のある人でした。
一方私は気のとおりが悪く、身体がガチガチでした。
例えば、船が陸に停泊する際に、ロープで係留するのですが、その先端にサンドレッドという錘がついています。
この錘を振り回して遠くに投げる練習をするのですが、身体が硬いゆえに下手でした。リラックスして、投げる瞬間だけ身体に力を入れれば上手く投擲できたんだろうなーと振り返ります。後の祭りですが(笑)
あと変性意識に関してです。
その組織は身体の限界まで訓練をします。意識が朦朧として変性意識状態になるまで頑張らせられるのです。
Havet toとかそう言うレベルではありません。
しかし変性意識だからこそ、物凄い力を発揮します。
私はそこに入る前に体重が70キロ近く在ったと記憶しますが、ものの1か月で10キロ近く痩せました。
また1500メートル走りに7分30秒くらいを要していましたが、これまた1か月で5分30秒くらいに短縮したのを覚えています。
あとは全くの金づちが5キロくらい泳げるようになりました。
しかもこれは私だけではなく、同期のほぼ全員がそれ以上の記録を達成していました。
その場の臨場感にみんなのホメオスタシスが同調したのであり、気による情報伝達です。
このような経験があったゆえに、非言語による気功の存在やそれに付随する内部表現の書き換えについても、とくに疑問を抱くことなく対応できたのでしょう。
さらに、以下は余談であり聞いた話です。
その組織には特殊部隊があります。
今は分かりませんが、昔は怪しい船、とくに日本に入国しようとする密航船を見つけるとヘリコプターで飛んできて隊員が降下していました。陸上に暮らす大多数の日本人にはスコトーマでしょうが、日本の排他的経済水域や領海のギリギリのところではこのような事案が頻発していたそうです。
ヘリコプターに降下するのは2名から3名くらいですが、一方の密航者は40名くらいいます。普段は密航者がいない貨物船や漁船の格好をしていますが、倉庫の中にすし詰めの状態で密航者は隠れています。
ヘリコプターで降下した隊員2,3名は、後で船で応援にやって来る仲間が来るまで、半日かそれ以上の時間を40人相手に対峙しなければなりません。
隊員も一応銃を持っていますが、もしかしたら密航者も武器を持っているかもしれません。ちょっとしたことで反乱が起こったり、秩序が崩壊したりする危険性があります。
この時に気を使って場を制圧しています。気によって密航者に反乱を起こさせないようにプレッシャーをかけているのです。
その間に密航者は要求をとおそうと話しかけてくるのですが、隊員は本当は知っているけど、ワザと相手の言葉が分からない振りをします。つまり、相手と同じ抽象度に立たないわけです。
それよりも高い抽象、気による非言語の脅しによって密航者の動きを封じ込めているのです。同時に高い抽象度に立つことにより、どちらが場の支配者なのか分からせるためでもあります。言葉が通じなくても、相手に分からせることができるのです。
以下、私と気のかかわりについて書いてみました。
後年、私も気を使って、相手の動きを封じ込めることになるのですが、それはまた別の記事にします。
お知らせ
石元めぐみコーチと恒例の食事会は11月下旬になる予定です。