昨日はセルフコーチング講座でした。
本講座も後半戦に突入しました。
なお、セルフコーチングの基本的な技術指導は、概ね終了したので、今後はそれを応用したカリキュラムとなります。
テーマは『ハイパーコミュニケーション』です。
まず、最初に『コミュニケーション』の真の意味とは何か? を学んでもらいました。
コミュニケーションとは、こちらの一方な要求を相手に飲ませたり、相槌、オウム返しなどの技術を使用したりして、相手をコントロールするための技術だと思われていますが、そうではありません。
※相手をコントロールするための技術『鬼谷子』という技術も開発中です。
これでは単なるスピーチの技法です。
そうではなくて、コミュニケーションとは、関わる人全てがhappy になるための技術。
自分のwant toを的確に伝え、相手のwant toも的確に把握して、お互いにとっての有益な情報交換をしていきます。
抽象度を上げて、相手のwan to(意図)を探る技術。
意図の身近な例は、女性の『いいよ』と言う返事です。男性はこれを鵜呑みにしてはなりません。高い確率で、『よくない』という本音と、『して欲しい』というwant toが隠されています。
これに気が付かないと後で大変なことになります(笑)
しかし、このwant toをしっかりと汲み取れれば、その女性もhappyです。パートナーシップはすこぶる良く上手く行くでしょう。
そのwant toを知るには、お互いのゴールを認識することが大切です。
抽象度を上げながら、お互いのゴールが交差するポイントを見つけて、そこの臨場感を高めていく。
細かい技術の説明は都合により省きます。
自分のwant toを満たすことが、同時に相手のwant toを満たしていきます。
下手な雑談や、巷に出回っているミラーリングなどの使えない技術をよりも、高確率でコミュニケーションは上手く行きます。
なぜならば、相手の内部表現に情報を投げ込んで、そこにホメオスタシスフィードバックさせるので効かざるを得ないじゃんと言うのが本音です。
上記の理論を説明して、その後に、実践しました。
単に、座学で知識を伝えても塾生には届きません。論より証拠が大切です。
自分でいうのも何ですが、この講座の凄い所は、単に理論をこねくりまわすだけではなくワークにて実践、体感してもらいます。
ということで、昨日は4名の方にご参加頂いたので、一人づつ私のゴールと、相手のゴール(だろうという推測)が交わる点を取り、その臨場感を相手に落としてみました。
最初に、当たった人は『ええっ』と、椅子から転げ落ちるんではないかと思うくらい、ビックリしたリアクションで驚いていました(笑)
これぞ内部表現の書き換え。上手く行くと気持ちいいです。但し、悪用厳禁。
その後も、一人に仕掛けていき、全弾命中させました。
相手のゴールを達成していく為に、有益な情報を伝達すれば、つまり、相手にとって重要度の高い情報を伝達していけば、まず外すことはありません。
有益な情報を交換しあえて、私もhappy、塾生もhappyです。
今期のテーマ『影響力』にもマッチしてます。
他には、先日松江駅前で騙された件について、この技術の観点から説明しました(笑)
最後に、塾生との別れ際に、シェイクハンド・インダクションを実演して、お開きになりました。
よしって言うまで、腕が宙に浮いてました(笑)
『セルフコーチングのお茶会&勉強会in 東京』 ゲスト井原敬雄コーチ』
日時:平成29年9月3日(日) 14:30-16:30 ※時間は変更になり場合があります。
場所:東京都内某所 お申し込みをされた方に個別にご連絡差し上げます。
定員:1名
参加コーチ 井原敬雄コーチ 斎藤貴志 ※ともに苫米地式認定