『なんで、こんなもの買ってしまったんだろう』と、いつも後悔するあなたに掛けられた悪い魔法『サブリミナル』

『なんで、こんなもの買ってしまったんだろう』と、いつも後悔するあなたに掛けられた悪い魔法『サブリミナル』

2020-12-08

お金に流されない女子になるには抽象度を上げて、煩悩をコントロールすることでした。

 

 

消費を仕掛ける側は、コマーシャル(以下CM)などを通じて、あなたの煩悩を、あなた自身がコントロールできないようにしてきます。

 

 

なぜCMのような方法を使うのかというと。あなたの無意識に直接『うちの商品を買ってください』と書き込むためです。

 

 

もっとも、2000年代以降はテレビ番組を録画してから、見る人が多くなったので、CMはスキップされがちです。

 

 

そこで、仕掛ける側が考えた方法は、番組自体を商品宣伝の場にすることでした。

 

 

事実、毎週一回は、『ある食品メーカの工場に潜入!』みたいな番組が放映されています。

 

 

こういった構成にすることで、CMがスキップされても商品についての情報を、直接あなたの脳に刷り込むことができるのです。

 

 

 

またドラマにさり気なく当社の製品を、さりげなく紛れさせる、(多くの場合は主人公に身に付けたり、使用させる)方法もあります。

※プロダクトインプレースメント

 

 

この方法はサブリミナルという方法を応用しています。

 

 

サブリミナルとは簡単にいうと、意識から外れたポイントのことです。

 

 

例えば、今あなたはスマホでこの記事を読んでいるかもしれません。

 

この場合、スマホの画面は意識にあがっています。

 

 

けれども、その背景(電車の窓、家の壁など)は意識から外れています。

 

この意識から外れているポイントがサブリミナルです。

 

 

他人のサブリミナルポイントに情報を書き込めば、他人の無意識にいとも簡単にこちらが意図した情報が書き込まれてしまいます。 

※世間一般ではサブリミナルは効果がないということになっていますが、実は物凄く効果があります

 

 

 

先日、シェアオフィスでコーラを飲んでいました。

 

すると、近くで作業していた人(いつもコーヒーを飲む)が『自分もコーラが飲みたくなった』と言って、近所のスーパーにコーラを買いに行きました。

 

 

 

この場合、もし私が『コーラどうですか?』と提案をしていたら、『いや、別に今のど渇いてないし』、『他の飲み物の方がいい』などと断られて、いつものようにコーヒーを選んでいたに違いありません。

 

 

その理由は、私の『コーラいかがですか』の提案が相手の意識にあがるからです。

 

 

相手の意識にあがると、『やっぱりコーヒーがいい』と提案を否定される可能性が高まります。

 

 

けれども、相手の無意識にさり気なく書き込んでしまえば、自分から『コーラが飲みたい』とあたかも、それが自分で決めた考えかのように自発的に動いてくれるのです。

 

 

 

テレビでは、あなたの財布の紐が緩くなるために、こういったサブリミナルによる仕掛けが、ふんだんに施されているのです。

 

 

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『同調圧力と不安・恐怖心を利用してモノを買わせる方法』 から身をまもる方法

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仕掛けを回避するためのファーストステップは、『まずは自分の行動を意識にあげること』です。

 

それはつまり抽象度をあげるということなのです。