『○○ちゃんが心配、ためを思って言うけど』という牽制

『○○ちゃんが心配、ためを思って言うけど』という牽制

セルフエスティームが低いと自分の考えを持てなくなります。

 

何でもかんでも人の意見が正しくて、自分の考えが間違っているように思えてきます。

 

なので、人に流されやすくなります。

 

 

 

これは非常に危険です。

 

他人の都合の良いように人生を決められてしまうからです。

 

 

 

 

 

基本、セルフエスティームが低いと、セルフエスティームが低い人と群れます

 

群れるというところがポイントです。

 

そう言った人が集まる女子会も然りです。

 

 

 

 

この仲間内での会話の多くは人の悪口やうわさ話。

 

他人を自分より低く見積もって、自分の評価を守るパターンです。

 

 

 

そんな中で、あなたが現状を変えたいと思って、何か新しいことに取り組もうとした時に、決まって『○○ちゃんのためを思って言うけどやめた方がいいよ』というキラーフレーズが発せられます。

 

新しいことの内容は転職かもしれませんし、新しい恋愛かも知れません。

 

 

 

なお、セルフエスティームが低いと、イチイチ自分の考えが正しいのかどうか人から評価してもらわないといけないので必然的に、言わなくてもいい人、いやむしろ言ってはいけない人に相談してしまいがちです。

 

相談してはいけない人をドリームキラーと言います。

 

 

 

 

さて、『○○ちゃんのためを思って』という前台詞は、本当に○○ちゃんのためを思って言っているのか微妙です。

 

人の為と書いて『偽(ニセ)』と言うくらいですから、自分のコンフォートゾーンを乱されたくないだけの場合がほとんどでしょう。

 

しかし、『偽』だったとしても『そうよね~』と心の中で納得してしまいます。

 

 

相談した相手から説得される場合もあるでしょうし、そこのコミュニティの空気がそうさせることもあります。

 

いや、納得させられるのです。

 

 

 

 

せっかく何か新しいことを決心しても、他人の物差しによって断念をさせられてしまうのです。

 

待っているのは昨日と変わらない今日であり、明日です。

 

 

 

 

他にも例えば、あなたの経験で、友達に誘われて一緒に習い事を始めた経験はありませんか。

 

しかし、そんな折、あなたは楽しんでいたのに友達から『私は辞めるから、あなたも辞めない』と言われて、一緒に習い事を辞めてしまった経験がありませんか。

 

これも可能性の扉がひとつ閉ざされてしまった例です。

 

 

 

同じようなケースは職場でもあります。

 

『こんな会社辞めてやるから、あなたも辞めよう』と人を道連れにしようとします。

 

セルフエスティームが低い人は周りの人を巻き込もうとします。

 

 

 

派閥をつくりたがる人も同じです。

 

セルフエスティームが低いゆえに、自分の価値観で抑えこまなければ気が済まないのです。

 

同時に、セルフエスティームが低いと、とくにこう言った人の巻き添えを喰らいやすくなります。

 

 

 

 

人生で主体的に生きることがなく、他人が決めた物語だけが進行してしまうのです。

 

その他人は、あなたの人生の責任は取ってくれません。

 

 

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