それでも悪口を言いたくなった時は 

2015-11-23

悪口は麻薬である

人はエフィカシーが下がると、他人の悪口を言いたくなるのかもしれません。

他人の悪口を言うと自分が正当化されたような気がして気持ちよく感じます。スッキリもするでしょう。

でも、一時的には、スッキリしても一時間も経たないうちにまたもモヤモヤしだします。そして、また悪口を言いたくなります。

だけど、本当は言った方も、言われた方も傷ついてしますのです。

悪口には麻薬のように中毒性があり、次第に自分や自分自身を滅ぼしていきます。

エフィカシーは下がる一方で、コンフォートゾーンも低く固定化されてしまいます。

エフィカシーが下がれば、例えば、好きな子が出来て、その子と付き合いたいとする。だけど、自分には釣り合わないと言って諦めてしまいます。

また、なりたい職業があっても、自分には無理だと諦めてしまいます。

仮に、いざとなって勇気を振り絞っても、脳がエフィカシーが低い方が自分らしいと感じているので、行動や態度をそれに合わせようとします。

恐怖や不安を感じて行動を起こさせないようにします。

また、無意識は主語を理解しません。他人に悪口を言ったつもりで、全部自分のことだと理解します。

さらにエフィカシーが下がり、コンフォートゾーンを低くしてしまいます。ネガティブスパイラルに陥ってしまうのです。

人生の可能性を封じ込めてしまいます。

残念この上ないです。

対応策

さて、人間は言葉に縛られます。モヤモヤした気持ちを言葉にしてアウトプットした時点で、その言葉に態度と行動を一貫させようとするのです。

なので、悪口を言いたくなるような感情が出てきたら言語せずに、スゥーと消滅させるように流してみましょう。

どす黒いモヤモヤした感情が、キレイな水色の水面に落ちて浄化されて消えていくのをイメージしてみてください。

絵の具が付いた水を、海に落としても消滅していくのと同じ感覚です。

気持ちを言語化しない作戦です。

言語化してしまったら、すぐに「俺らしくなかった」「私らしくなかった」 と言葉にして修正してください。

まとめ
悪口は麻薬のように、その人のマインドに浸透して可能性を塞いでしまう。
言いたくなったら、言語化せずに流すようにしてみよう。

セミナー情報

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場所 京都(会場はお申込者に個別にご連絡します)
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料金 20,000円(税抜)
お申し込みは下記まで
テトラヒドロン人間関係研究所

Tetrahedron Institute of Human Relations

テトラヒドロン人間関係研究所
www.tetrahedron.institute

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講師 佐藤星児 三國真弓 斎藤貴志
料金5,500円