ビジュアライゼーション使いこなし術 『ビジュアライゼーション4.0』

ビジュアライゼーション使いこなし術 『ビジュアライゼーション4.0』

先日はエアコーチングについて書きました。

 

今回はこれに勝るとも劣らない奥義中の奥義を書き記します。

 

この技術は我がMRCにおいて『ビジュアライゼーション4.0』というコードで極々一部の人にしか開示されてこなかった技術です。

 

今回開示した理由は、多くの方にセルフコーチングを上手に活用してもらいたいからです。

 

前の記事で少し記述した『ライコフ効果』を応用した技術です。

 

まず、逆腹式呼吸などで徹底的にリラックスします。

※逆腹式呼吸についての詳細は、苫米地博士の『自分のリミッターをはずす! ~完全版 変性意識入門』を読むと分かりやすいです。私も逆腹式呼吸を間違えていました。

https://goo.gl/sHNRJo

 

 

また欲をいえば『小止観調息法、安般守意法』などで、さらなるリラックスをしてもらいたいです。これらの呼吸法については『洗脳護身術』に記載されています。

 

あの世にドライブするくらいの感覚まで行けたら理想です。

 

私が主催するセルフコーチングの非言語クラスでも呼吸だけで最低1時間は要します。そのくらい大切です。

 

 

さて、ここからが本番です。

 

イメージの世界(情報空間)で、とても清々しい環境にいる自分をイメージします。例えば、浜辺や草原にいる自分をイメージします。そして、そこから見える景色を眺めてみましょう。

 

浜辺であれば、波が浜に打ち上げられているのかもしれません。ちょっと水平線に目を置けば、沖合を航行する船が見えるかもしれません。

 

足元の砂の感触もしっかり足で感じ取ります。

 

水に足を浸したらどのくらいの温度でしょうか。目線を上げて今日の天気と風の具合はいかがでしょうか。

 

イメージの中で五感をフル活用して、浜辺や草原にいる自分をイメージしてみましょう。

 

 

しばらくすると向こうからあなたが尊敬する人がやってきました。あなたのゴールにとって重要で、かつ尊敬して、臨場感を出せる人々に登場してもらいましょう。

 

ここでは再度、元祖コーチのルータイス氏に登場して頂きましょう。海なのでTPOを合わせてアロハシャツを着てもらいましょう。

 

また臨場感を出す法具として、彼の著書であるPersonal Coaching For Results』手元に置いておくと良いでしょう。

https://goo.gl/45BrrX

 

 

あなたとルーは海の近くにあるベンチに腰を下ろしながら、あなたは世間話をするでも良いし、ゴールについて話をするでも良いです。喋ってみましょう。

 

 

さて、会話が終わりしばらくすると、二人とも立ち上がります。

 

いよいよここからが目玉です。イメージの中で同化していきます。

 

あなたはルーに、『これからあなたと同化させて頂きます』とメッセージを伝えます。

 

ルーは『OK』と返事をくれます。目線でOKの合図をくれるかもしれません。あなたの無意識が最適なシチュエーションを教えてくれます。

 

ルーが腕を水平に開いて、足を肩幅くらいに広げています。あなたは、ルーの背後に回り、そこから身体を重ね合わせて一心同体となります。

 

 

※この方法だと臨場感が湧かないという方は、ルータイス氏の身体が実は着ぐるみで、頭部のあたりがスポッと抜けて、着ぐるみを着るイメージをしても良いでしょう。

 

ルータイスと同化しました。あなたがルータイスであり、自分がルータイスという感覚です。

 

※上級者は、自分の身体と、ルータイス氏の身体のLUBを取った人物イメージを作っても良いです。LUBを取った身体イメージに、エフィカシーが高まった時の記憶、これが難しいという方は、過去にワクワクした体験の記憶を貼り付けます。なお、上級者を想定していますので、LUBの説明は割愛します。

 

ルーと同化したあなたから見える世界を観察してみましょう。

きっと①で観た世界とは違っていることでしょう。また身体感覚も同化する前のあなたのイメージとは違うはずです。

 

ルータイスのエフィカシーを今のあなたに落とした感覚をイメージしましょう。細かい点は、無意識が調整してくれます。しっかりと感覚を味わってみましょう。

 

ルーのエフィカシーを落として感覚を再現出来たら、今度はその感覚をパリンと割ってみたり、豪快に爆発させてみてください。割れたエフィカシーの欠片を、あなたの身体の周りにゆらゆらと漂わせてみましょう。

 

しばらく同化したイメージに体感を覚えながら、情報空間のイメージ(想像)の中で歩き回ってみます。

 

コーチであれば、クライアントさんに対して、エアコーチングを実行しても良いです。

 

なお、折角なのでもう一つ奥義を。

苦手な人や、ムカつく人がいる方は、イメージの中にその人物を登場させます。

あなたはイメージの中で自分の身体を大きくして、反対に、苦手な人を小さくします。

 

そして、小さくなった相手を、巨大なあなたは踏み潰します。

相手より自分の方が大きい存在だと無意識に納得させる術です。繰り返しイメージしましょう。

 

やがて時間が経過して、あなたはルーと分離する時がやってきました。腕を水平に開 いて、足を肩幅くらいに広げて、ルーとあなたは分離していきます。

 

 

あなたはルーの正面に立ち、『ありがとう』とお礼を言って別れます。

 

あなたはゆっくりと目を覚まします。

 

この時のあなたの心身の感覚はいかがでしょうか?

 

エフィカシーの高まりを感じませんか。

 

良い感じがすれば、情報空間にあるルータイス情報場へのアクセスが成功した証拠です。

 

 

以上が『ビジュアライゼーション4.0』の大まかな手順です。

 

夜寝る前や、逆に朝早く目が覚めて、会社に行きなくい気分の時に繰り返し実行してみてください。きっと憂鬱な気分が晴れていく感覚を覚えることでしょう。

 

イメージが難しいという方は、

 

『あなたは浜辺を歩いています。海はキラキラと輝き、空は晴天です』

 

『向こうからルータイス氏が歩いて来て、二人はベンチで腰かけます』

 

と言った状況説明をスマホなどで音声にとって、再生すると簡単にイメージできるようになります。

 

あなた自身の声に、ホメオスタシスがフィードバックして、映像を見せてくれます。

 

『ビジュアライゼーション4.0』はセルフコーチングであり、未来に働きかける方法です。

 

愉しんで、繰り返し取り組んでみてください。

 

やればやるほど、あなたのゴールのコンフォートゾーンの臨場感が高まり、現状が気持ち悪くなっていきます。