ゴールはwant to~で決めなさい

理想の自分を演じるのに疲れたという相談が多々ある。

話をよくよく聞いてみると、この理想の自分はこう在りたいではなく、こう在らねばならないというケースがほとんどだ。

家事育児を完璧にこなさなければならないという理想のイメージをもった主婦。仕事で、会社や取引先の評価通りに、いつも評価をされてかつ売り上げを伸ばさなければならないという理想の自己像に苦しむビジネスマンなど。

そうしたいwant toではなく、しなければならないhave toからつくられる理想の自分だ。この理想とギャップに苦しむがゆえに、コーチングで現状を超えたゴールを達成しましょうと言っても、これ以上ギャップに苦しみなくないと言われる方が少なくない。

いくら理想のイメージを描こうにもhave toゆえに、無意識は本心でないと知っている。だから、その理想通りにはなかなかならない。どこかで、創造的無意識が働き、肝心なところでその理想の自分にはさせないように仕向ける。その結果、ますますギャップに苦しむ。

最悪は、ガチガチのねばらない(have to)でゴール設定をすれば、現状とのギャップがネンルギーではなく、ストレスとなってしまって、旦那や子どもに八つ当たりをする、衝動買いをしてしまったというヨロシクない行動に繋がってしまう。最悪、神経症の症状として表れてしまう恐れがあるかもしれない。

ゴール設定でも、理想の自己イメージでも自分がWant to~したい基準で、設定しないと効果は得られない。ゴールはwant toで自分が心から望むもので決めてほしい。毎日変わっても構わない。そこがスコトマになっている人が意外に多いので本記事を書きました。