島根半島を、アジアの富裕層が集まるリゾート地『東洋のイビサ』にする7つの提言! 

島根半島を、アジアの富裕層が集まるリゾート地『東洋のイビサ』にする7つの提言! 

2016-07-05

コーチング理論を地域振興に役立たないか考えてみました。

 

本案は、オリジナルは別の方が練ったプランです。眠らせていてはもったいないくらいの素晴らしいアイデアなので、私が文章に起こしました。

 

 

島根県は日本でも最も無名であり、地味な県である。ゆえに、近年は47番目に有名という自虐ネタで認知度を高めようとしてきた。

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しかし、それはあくまでも国内向けのアピールに過ぎない。かつ、そのネタも賞味期限を迎えようとしている。

 

また島根県民全体の自己イメージを損なうおそれが高いので、あまり推奨は出来ない。

 

今後地方の人間、とくに島根県民にとって必要なのは、高い自己効力感である。

 

自己効力感とは、目標に対して、それを達成できるという概念である。

これが高くないと、どんなに良いコンサルティングを受けたり、アイデアを思いついても机上の空論である。

要は、自分たちが主体となって動かなければ物理的な形とならない。

私たちには立てた計画を成し遂げられるという自己効力感が絶対的に必要不可欠である。

とくに、本件は前例のないプランゆえに、それ相応の自己効力感が必要である。

 

しかし、古来より想像力が、その人(県)の限界とはよく言ったもので実施すれば必ず成し遂げられる。

 

方法は走りながら考える。

 

さて、本計画は『抽象度』を上げて、世界から富裕層を取り込むリゾート地にするプランである。

 

『抽象度』とは簡単に言うと、包摂する情報量の大小または階層を意味する。

 

例えば、(島根県)出雲市。『抽象度』を一つ上げれば島根県で、さらに一段上げれば日本国、その上はアジア、世界になる。上がっていけば行くほど情報量が少なくなり具体的ではなくなる。

 

ただし、潜在的な情報は増え、世界は、アジア、日本国、島根県、出雲市を包摂する。この抽象度を上げれば物事に対して受けとれる情報や、アイデアは変容する。

 

おそらく島根県の自治体の地域振興は、おおむね日本国内に居住する者をターゲットにした計画だろう。

 

しかし、海の向こうには大陸があり、その先の世界から人々を呼び込むという方法は多くの県民の心理的盲点に隠れている。

 

①出雲空港に上海、仁川~出雲を就航させる。アジアのハブ空港と出雲を結ぶ。

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※結構空いていると思われます。空いた時間は世界から富裕層を取り込んで有効活用!

韓国やロシア沿海地方からは既存のフェリーで対応しても良いだろう。

 

JR西日本で新しく運用される寝台特急列車『瑞穂』との連携をはかっても良いだろう。

 

②夏を目途に、アジアの富裕層を夏のきらら海岸等に誘致する。

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※島根県出雲市多義きららビーチ

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※きららビーチからの夕日 地元民には当たり前すぎて、心理的盲点になっている

 

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※島根半島 古浦海水浴場夕日

 

きららビーチを、ヨーロッパにおける富裕層のバカンスの地である、『スペインイビサ島』のような位置づけにしてしまうのである。

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※スペインイビサ島のビーチ 

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※スペインイビサ島夕日

 

島根県民の心理的盲点になっているが、当該時季にきららビーチで観られる夕日は世界でも有数の美しさである。

 

また、世界的に見ても夕日が海に沈む光景は珍しい。この夕日が見られるだけでも世界的には価値がある。

 

この資源を活かさないのは非常にもったいない。

 

実際に、多くの島根県民にイビサ島の景色を写真で見てもらったが、全員が全員地元の景色と勘違いしていた(笑)

 

③ビーチに関連して、アグリツーリズモで観光客を呼び込む。良識ある富裕層は、ポスト資本主義への動きとして農場や農村で休暇・余暇を過ごすことに関心があるらしい。

筆者は実際にイビサ島にて、アグリツーリズモのホテル等を見かけてきた。感想としては、島根でも十分、というか島根でないと出来ないである。

 

また富裕層であれば、格式と伝統の城下町松江や出雲大社を要する地元のゲストにこそ相応しいだろう。

 

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※松江市水灯篭

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※出雲大社 米子市観光協会より拝借

 

④自然環境豊かな奥出雲は、最近たたら製鉄に関して情報発信を強めている。

 

このたたらに関する技術と、近辺の自然は世界から見ると価値があるモノと推測される。

 

たたら製鉄に関しては、ジブリアニメ『もののけ姫』と言われており、この地の自然に憧れる、つまりは価値を見い出す人間がアジア、さらには世界にはごまんといるだろう。

 

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※英語表記が必要になるね

 

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※おののけ姫 スタジオジブリより 奥出雲にはこんな人一杯います(笑)

 

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※このような景色も単に世界的に知られていないだけ 一に認知、二に認知、三、四がなくて五に認知!

 

⑤宿泊客に関しては奥出雲、玉造温泉で対応する。ビーチとの間に、観光バスを走らせる。

 

語学要員に関して、島根県でも地域限定の通訳を募集していたり、地元の大学で英語の勉強に力を入れている。

ただでさえ、外国語を使う場所が少ない島根県。ゆえに、これらの人々にとっては語学力が活かせて魅力的なアルバイトになるだろう。

『地域限定特例通訳案内士』が役立てる施策でもあると考えます。人を呼ばないと力が発揮できませんで!!!

 

⑥当該地域周辺は空き家が多数存在する。これを改修して富裕層の別荘として活用してもらってはどうだろか。

 

⑦別の観点から見ると、人々が集まるところであれば、安全保障上でも効果を発揮する。有事の際は、これらの人々は人間の盾となり、容易に他国もここを攻撃は出来ないハズである。

 

以上、7つの提言が実行されれば、近年問題となっている、『きららビーチ』付近の高速道路開通による、9号線過疎化問題は一発で解消する。

 

抽象度を上げれば今の悩み事態消えるという例である。

 

残念ながらこれらのことは島根県民の心理的盲点に隠れている。

 

しかし、これからは島根県も東京を通り越して、最低でもアジア、世界に照準を向けていく必要がある。

生き残りと地域振興のために、当該地域の豊富な自然資源を活かしていくことは必要不可欠である。

 

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※島根県仁多郡三井野原スキー場

 

春夏秋冬でそれぞれ違った魅力を世界の人々に発信して認知を高める。ドバイ、アムステルダム、サンフランシスコの各空港にポスターを掲示してみてはどうだろうか?

 

情報発信に関しても、県庁及びその付随機関等が力を入れ、かつ県民各個人がSNS等で情報発信を世界に向けて行えば、今の時代低コストで、いくらでも可能であろう。

島根県民一人ひとりが遣島使マインドである。

箱ものを乱立するよりは、効果が高いであろう。

 

過去の延長線上ではなく、現状を超えた視点から地域振興を考えるとこうなる。

いつだって前例(過去の延長線上)を超えたところに地域振興の鍵はある。

県100年の大計である

スペインのイビサを、『西洋の島根』にしてしまおう(笑)

 

県民の皆さん、もたもたしてると鳥取県さんに、横取りされちゃいますよ(笑)

 

日本海側の街ならどこでも応用可能。

日本海側の自治体職員の皆さん、すぐに現地に視察に行きましょう!

早い者勝ち!です。