HSP(Highly Sensitive Person)という気質があるそうです。
HSPの人は、とても感受性が豊かで傷つきやすいとのこと。
このブログをお読みの頑張り女子にも多いかもしれません。
私がHSPに注意を払うようになったのは、以前ある方に『あなたはHSPだと思う』と言われたからです。
確かに、私はその方がみせてくれた、HSP該当リストの大部分に当てはまっていました(;’∀’)
事実、かつて医者から『あなたは神経症だから、一生その性格と付き合っていかなければいけない』と告げられた経験があります。
※かつてはHSPという呼称は一般的ではなく、神経症に分類されていたと考えます
また、私は子どもの頃から他人の顔色を気にする傾向がありました。
友人・知人などから、なにか気になることがあると、『気にしすぎ』とおしかりを受けてきました。
とはいえ、気になるものは気になりました。
なので、HSPの辛さは、私も実体験として理解できます。
しかし、個人的な経験から、HSPはある方法によって緩解に向かうと考えます。
それは脳の前頭前野を活性化させることです。
前頭前野とは、サッカーのヘディングをするあたりです。
意思決定や判断、意欲、認知などの高次の処理に関わる部位です。
会社でいえば、社長や取締役会みたいに、会社全体の方向性を決める部分です。
取締役会で決められたことに総務課、会計課、庶務課などが従います。
さて、研究によれば、HSP方は偏桃体という感情を司る脳の部位が広大化して、不安に陥りやすいこと。
会社で例えれば、社長や取締役会が決めたことに対して、会計課が経営方針に口出しして、
何でもカンでも、『その施策は予算オーバーなのでNG』ですと苦言を呈されて、活動が制限されているような状態です。
HSPの人は偏桃体が干渉しすぎの経理課みたくなって、その人の活動範囲を制限されてしてしまっています。
この状態を回避するためには、社長や取締役会にしっかりしてもらう必要があります。
脳でいえば、前頭前野に機能してもらう必要があるということです。
では、どうやって前頭前野を機能させるのか?
その方法は、まずリラックスすること。
『鬼滅の刃』みたく呼吸のコントロールで前頭前野を活性化し、偏桃体の暴走を弱めます。
前頭前野が活性化すれば、偏桃体の活動は弱まります。取締役会が本気を出せば、経理課が黙るのと同じです。
方法は息を吐く際に、身体を緩めるように意識してみてください。
その他は、前頭前野を鍛えること。
社内だけではなく、社外取締役の方にも参加してもらって、取締役会を強化するみたいな感じです。
具体的には、抽象度を上げます。すると前頭前野が活性化して、偏桃体の動きが弱まります。
抽象度を上げる方法はたくさんありますが、今回はこちらの記事を参考にしてください。
他にも、クラシック音楽を聴いて、その音を色や感触に置き換えてみるトレーニングもあります。
ぜひ、あなたに合った方法をみつけて、抽象度アップのトレーニングに励んでみてください。
きっとHSPが緩解していくことでしょう
最後に、HSPの方が、不安を取り除くことができれば、それをプラス(+)の方向に役立てることが可能になります。
マイナス(-)に働いていた、感受性をプラス(+)に転用させるのです。
今までは、他人の気持ちに干渉されることばかりでしたが、今後は反対に、他人に影響を与える側になっていきます。