コーチングでは、『ゴールのコンフォートゾーンの臨場感を高めましょう』、そのためには『エフィカシーを高めましょう』と言われています。
ゴールのコンフォートゾーンの臨場感が高まれば、ホメオスタシス君が逆向きに働きゴールは勝手に達成されるとのこと。
確かに、その通りですが、今回はあなただけにちょっと違った角度から説明します。
まず、アファメーションなどで、ゴールのコンフォートゾーンの臨場感を高めていくと、新たなゴール側の自己イメージが形成されてきます。
そして、自己イメージは一つしか維持されないと言われるように、ゴール側の臨場感(自己イメージ)が高まれば、やがてはそちら側の自己イメージが、自分らしい人として選ばれます。
しかしながら、ゴールのコンフォートゾーンの臨場感、ゴールの自己イメージがなかなか高まらない、一時高まってもまた現実に引き戻されると感じているのかもしれません。
そんなあなたに、とっておきのテクニックをご紹介します。
控えめに言っても秘伝中の秘伝です。
それはしつこくゴールのコンフォートゾーンの臨場感を高める、ゴールの自己イメージを高めていくことです。
つまり、未来のゴールを叶えた自分の姿に対して、繰り返しアファメーション、ビジュアライゼーションを行なっていくことです。
こちらはあたかも本物の世界かと思うくらい、五感で感じられるくらいのイメージです。
※参照記事 https://goo.gl/U7Jfxs
次に、ゴールが叶っていない、失敗した未来の自分の姿もビジュアライズします。
ただし、こちらは臨場感が高まるといけないので、色彩はモノクロで、音などはつけないでください。
あたかも静止画のような感覚です。
この過程を繰り返していくうちに、ゴール側の自分と、現状の自分をそれぞれ一段上の抽象度(LUB)を取った自己イメージが形成されます。
その自己イメージとは、ゴールを達成しようと思えば、達成できる自分、反対に、止めようと思えば、止められる自分です。
役者さんが、その時々の作品によって演じられる自分を使い分けるように、ゴールを叶えようとする自分、やっぱり止めて現状維持する自分を自らの意思で選択できる自分です。
※自由意思に関してはここでは置いておきます
つまり、自らの意思で未来を選択できる自分であり、それはゴールを達成した自分や現状の自分よりも一段抽象度の高い自分です。
そして、このどちらでも選べるという自分が、あえてゴール側を選びます。
具体的な方法は、『私はゴールを選ぶ』と、ゴールのコンフォートゾーンを選択していくということです。
ここで注意してもらいたいのは、ゴール達成に向けてすぐに行動をするという意味ではありまえん。
それは古いモデルです。
あなたが嫌いな男子といきなり物理的接触を重ねて、次第に好きだと思うようになりなさいと言われても嫌ではないですか?
ストレスで病気になるかも知れません。
このように、いきなり行動レベルで変化を起こそうとしても、ホメオスタシスの抵抗が強力で、下手をすれば病気になるみたいに反動で大きくマイナスに働くこともあります。
最初に、ココロから変化させていくことが有効です。
ココロを変化させて、ゴール達成を選べるという一段上の抽象度から、あえてゴールを目指す、つまり、高い抽象度から落とせばホメオスタシスを逆向きにスイッチさせやすくなります。
そうすることで、ココロの中にゴールを達成している自分という情報が書き込まれて、自分でもビックリするくらいスムーズに行動できるでしょう。
例えば、年収1000万円を稼ぐというゴールを設定したとしましょう。
※本来、年収はゴールになり得ませんが、あえて分かりやすく説明するため
まずは1,000万円を稼いでいる人を見つけます。
これをターゲットと呼びます。
ターゲットと一緒にいる時間をコンフォートゾーンにして、ターゲットの乗っている車や、遊びに行く場所、食事や宿泊先のホテルなどを詳しくプロファイリングします。
車はディーラーに見学に行けば良いでしょう、高級ホテルと言っても5万くらいで、それなりの部屋に泊まれます。
実際に、泊まって体感情報を得てみると良いでしょう。
こうしてプロファイリングした情報を使って、今度はあなたが1,000万円を稼いでいる自分の自己イメージを具体的、かつ徹底的にビジュアライズします。
そのイメージを言葉に置き換えればアファメーションです。
一方で、現実の自分は地方都市に暮らす実家暮らし年収300万くらいのOLだったとしましょう。
しかし、仕事以外の時間で、徹底的にビジュアライゼーションをすれば、ある時、年収1000万円でも、300万円でも選べる自己イメージ、要は、お金を生み出せる自己イメージが出来上がります。
このお金を自由に生み出せる自分という自己イメージから、1,000万円を稼ぐ自分を選ぶのです。
さらにいうと、もしあなたが年収を上げることがゴールだと考えている場合、お金がある=幸せ、貧乏な現在は不幸という考え方に囚われている公算が高い。
でも、抽象度を上げてれば、お金があろうが無かろうが、今幸せだと思えば幸せ、要するに、自分のココロが現実を創っているということに気が付けるでしょう。
こういった心境から、お金のゴールを設定すれば、おのずと自分のためではなく、むしろ人のために稼いで使う、経済を回すという一段上の抽象度にたどり着くことでしょう。
また、このように選べる自分はエフィカシーの高い自分です。
エフィカシーとは、『ゴール達成における自分の能力の自己評価』ですが、一段高い抽象度からゴールを選ぶとは高いところから、あえて下っていくという感覚なので、これほど確信に満ちたマインドセットはありまえん。
エフィカシーというと、『エフィカシーを上げていきましょう』と、下から上げていくイメージですが、こちらは上から選択して降下していく、その際の抽象度の高低から生まれるエネルギーをエフィカシーと捉える感覚です。
あなたが、(セルフ)コーチングが上手くいかないと感じていたら、こんな方法もあるので活用してみてください。
参考記事
ゴール達成秘術 ~蝶のように舞い、蜂のように刺す~
お知らせ 『残り1名』
『コーチング×ビアガーデン2018』
日時『変更』7月14日(土) 19:00-21:00
場所 大阪市内 高級ホテル
参加コーチ 石元めぐみ 斎藤貴志
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