身体と心は同じもの

身体と心は同じもの

2021-09-29

こんにちは。

先日の記事でマッサージを受けたら、私の物事の見方・考え方が変わったと説明しました。

※物事に対する考え方、物の見方のことをブリーフシステム(信念)と呼びます

今回はこの話題について深堀してみましょう。

ここでキーワードとなるのは抽象度です。

今までも何度もこのブログで扱ってきましたが、もう一度復習しておきましょう。

たとえば、今あなたはこの記事をiPhone12で読んでいるかもしれません。

iPhone12とは具体的な機種の名前ですよね。

この機種に渋谷のアップルストアで買ったiPhone12という情報をつけたすと具体的になりますね。

このiPhone12のことを”通信機器”と呼べば抽象的な物言いになります。

このようなケースのことを抽象度が上がる表現します。

さらに抽象度を上げてみると”物”になります。さらに抽象的(抽象度が高)なります。

とはいえ、先のiPhone12と、物は同じ対象を指しています。

またiPhone12は具体的でかつ物理的です。一方で、物は情報的です。

つまり、抽象度が低ければ具体的で、抽象度が高ければ情報的ということです。

別の見方をしましょう。

あなたの気になるA男さんがいると仮定します。

A男さんの外見はあなたにとってタイプ。優しい内面も気に入っています。

外見は身体のことを言っているので具体的、内面は目にみえないこと(情報的)について言及しています。

そして、外見も内面も同じA男さんを指しています。

外見、内面は抽象度に応じて、『どの(抽象度の)階層でそのことについて触れているのか?』 

ということなのです。

外見は具体的(抽象度低)、一方で性格はこの場合において情報的(抽象度高)です。

さて、抽象度の話をおさらいしたところで、私のケースを分析してみましょう。

私はマッサージを受けて、その結果、物の見方・考え方が書き換わりました。

私の身体は具体的(抽象度低)、物の見方・考え方は情報的(抽象度高)です。

身体と物の見方・考え方も、両方とも私のもの、不可分で一体です。

こう考えれば、マッサージさんが身体に操作を加えた結果、物の見方・考え方にも影響が及ぶことがなお分かり頂けたのではないのでしょうか?

なぜならば、その対象が同じ私のことを指しているからです。

他の例では、整形をした女性が精神的にも前向きになることや、反対にその方が精神的に落ち込んだ場合にお肌があれることが該当します。

抽象度は、どの階層に働きかけても、その結果は全体に影響を与えるのです。